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留学生インタビュー



  • 第一回 白倉理恵子さん(ニューヨーク市立大学経済学専攻)

by Hironobu Hamada in New York


・こんにちわ。

こんにちわ。

・まず最初に理恵子さんは、どこで何を勉強しているのですか?

ニューヨーク市立大学で経済学を専攻しています。専門はアカウンティング(会計学) です。将来は、CPA(米国公認会計士)の資格を取りたいと思ってます。

・理恵子さんはアメリカに来てどれくらいですか?

ニューヨークに来て約3年になります。語学学校に1年、今のニューヨーク市立 大学に2年ほどです。

・留学しようと思ったきっかけは何ですか?

まず第一にアメリカでしか取得できない専門知識を身に付けたいと 思ったからです。次に語学力を高めたいと思いました。

・それで、最初は語学学校から始めたわけですか?

そうですね。いきなり大学に入る語学力がなかったので最初は語学学校から 始めました。でもそれが非常によかったです。語学学校に1年通ったおかげで大学の講義で苦労することもないし、 友達とのコミュニケーションも問題ありません。

・そうですか。ところで、理恵子さんは留学の準備はいつごろから始めましたか?

留学1年前から始めました。学校に関する資料集めから始めました。

・全部自分で行ったのですか?

最初は初めてで不安だったので、いくつかのエージェントに資料請求をしましたが、 内容を確認してみると語学学校だと15万円から20万円、大学や大学院だと少なくとも50万円 が手続きに必要だということがわかり、自分ですべてやろうと思いました。

・留学手続きを全部自分で行うのは大変ではなかったですか?

そうですね、やはり最初は不安でしたね。まずどういう順序でやればいいのかが全くわかりません でしたからね。でも一番大変だったのは、学校とのコミュニケションです。私は日本にいてもちろん 学校はアメリカにあるので、手紙を書いても届くまで時間がかかるし、学校からの連絡もずいぶん 待たされました。私の留学に関するプロセスがどこまで進んでいるのかが全くわかりませんでした。

・それは、よくある問題ですね。手紙を書いてから1ヶ月も何も連絡がないから電話してみたら 手紙が届いていなかったという話も聞いたことがあります。語学学校からニューヨーク市立大学に 入学するまではどうでしたか?これも自分で手続きをおこなったのですか?

もちろんそうです。その時はもうニューヨークに住んでましたから。やはりまず 資料集めから始めました。学校を決めてから必要書類を集めました。成績証明書、推薦状などです。 これは大変でしたね。今度は私がアメリカに住んでいて、日本との連絡を取らなければならなかった。 成績証明書や推薦状はもちろん英文を要求されるので、そのようなことを日本と連絡を取りながら 説明しなければならなかったわけです。時差もあるので非常に大変でした。あと、入学を許可 されてからも大学にいろいろな書類を提出しなければならなかったんですよ。なんかの予防接種を受けている 証明とか、銀行の残高証明とかです。特にこの健康に関する書類はお医者さんと連絡を取って、 書類を送ってサインしてもらったり、という非常に複雑な手続きが必要だったので、最も苦労しました。 あれはもう二度とやりたくないですね。

・TOEFLなんかはどうでしたか?TOEFLの点数を上げるのが一番大変だったという話は よく聞きますが?

もちろん、大変でしたよ。こちらに来てから点数を上げるのに苦労しました。特にリスニングが 思うように上がらず、これには悩まされました。でも、最終的には570点ぐらいまで点数を上げることが できました。

・今の生活はどんな感じですか?

やっとニューヨークにも慣れてきて、大学の授業も余裕を持って受けてます。 成績のほうも時々トップクラスを取ることができて、アメリカ人のチューターなんかもしたことが あります。

・そっ、それは、すごい。でも、外国人がアメリカの大学でトップクラスの成績を取るというのは 並大抵のことではないんじゃないですか?

もちろん、最初は大変でした。でもやはり私はアカウンティングの勉強がどうしてもしたかったので。 こちらの大学では、例えば、アカウンティングを専門に勉強したいと思うと、アカウンティングに 関する基礎の科目でいい成績を取らないとアカウンティングを専攻できないんですよ。友達で専攻を あきらめた人も何人もいて、だから私は必至でしたね。今もものすごく忙しいのですが、逆に非常に 充実しています。

・今学期はどのようなコースを取っているのですか?

今学期はアカウンティング、ファイナンス、マネージメント関係で5コース取ってます。

・5コース取っていれば大変じゃないですか?ぼくは4コースが最高だったけど、それでも ほとんど遊ぶ時間がなかったですね。5コースはちょっと考えられないなあ。

確かに非常に忙しいです。5コースの中には必修の課目もあり、教授も学生に高レベルを要求するので、 5コース同時に同じ比重でやるのは大変。どうしても自分のメジャー(専攻)が中心になってしまって、 その他のコースは密度が薄くなってしまいます。

・けっこう変な教授もいるんじゃないですか?

それは、もちろんいます(笑)。でも同じぐらいいい先生もいますよ。

・休日なんかはどのようにすごしてるんですか?

ニューヨークに住んでることもあって、映画やミュージカルによく行きます。あと、 レストランめぐりなんかもよくやりますね。

・でも5コースも取ってて自分の時間はあるんですか?

時間は自分で作るものです(笑)。

・じゃあ、今はかなり充実してるようですね。

そうですね。非常に充実してます。日本にいたときはこのような生活は実は想像して いませんでした。勉強だけでなく、いろいろな人と友達になることができてよかったです。 アメリカ人だけでなく世界中からの留学生と友達になることができ、この地球上には様々な文化 があることを認識しました。彼らと話すことによって英語もかなり上達しました。

・将来の目標はなんですか?

今のところは卒業したあと、CPA(米国公認会計士)の資格を取得することです。 それと同時にアメリカの会社に就職して経験を積むことです。

・日系企業ではなくて、アメリカ企業ですか?

できればそうしたいですね。

・最後に一言これからアメリカ留学を考えている人にアドバイスはありますか。

アドバイスというか、私が留学したときにはこのような留学してくれる機関はなかったので、 自分でやるしかなかったんですが、このようなリーズナブルな値段で留学をサポートしてくれる 機関ができたとをとても心強いと思います。今留学を考えている人は迷わず留学を実現 してください。まだ自分が何をやりたいのか決まってない人はとりあえず 語学留学から始めたらいいと思います。がんばってください!

・どうもありがとうございました。勉強がんばってください。




今、インタビューに応じていただける人を募集していますので、あなたの留学体験をウェブ上で伝えたいという人は support@j-newyork.comまでメールください。 資格は、基本的に留学生であればだれでもOKです。

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