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  • Boa tarde!(ボア・タルデ/ポルトガル語でこんにちわ!)

                        by Junko Kitahama , 04.07.2002

今年は春が本当に早かったですね。お天気にも恵まれ、お陰で 満開の「桜」のお花見もほぼ1週間くらいは楽しんだ気がしています。 ポルトガル語で「春」はPrimavera/プリマべーラ。何故か私はこの言葉でイタリアのウフィツィ美術舘所蔵のボッティチェッリの「絵」を 思い浮かべてしまうのですが、皆さんは何を想像しますか?

今日は、ポルトガルの首都リスボンのご紹介です。 私の旅はチューリッヒ経由リスボンとチューリッヒ〜関空(KIX)の航空券 だけを取り、後は現地で列車や飛行機、ホテルの手配を自分でやりながら 3週間を過ごす…というものでした。

スペイン自由旅を計画するなら、まず旅をイベリア半島南端からスタート させることをお勧めします。歴史的にもポルトガルと日本は古くから関りが あり、明るく親しみやすい国民性がなんとも心地よい国です。物価も安く ユーロに換わってもさほど変動はなかったと、新年をリスボンで迎えた知人 から聞いています。
'99・9月、東ティモールがポルトガルから独立した日の午後3時、リスボン の中心部ポンバル公爵広場にいた私は、教会の鐘が鳴り響き、走って いた車や人が一斉にその場に止まり、しばらく祈りを捧げるという、歴史的瞬間に出会いました。

地下鉄は4線あり、5〜8分間隔なのでリスボン市内の移動はとても便利。 7つの丘のある街といわれるだけあって、リスボンは坂が多いく、20C初頭 に造られた市電やケーブルカー、エレベーターがいまだに市民や観光客の 足として立派に役立っているところが素晴らしい!
まあ歩いてみれば、坂道を上がるのがどんなにしんどいかよく分かります。 ケーブルならあっという間に上まで行けるので、後はゆっくり歩いて下りながら お店を覗いたりできるので本当に楽。リスボンカードを買っておけばバス、市電 ケーブル、エレバーターどれも乗り放題。おまけにほとんどの博物館、美術館 に無料で入館できます。このカードは市観光局、ジェロニモス修道院(バスコダ・ ガマのお墓がある)と国立馬車博物館の入場券売り場で販売されています。

    
 ▲ケーブルカーグロリア線  ▲柱の彫刻が見事なジェロニモス修道院の回廊

ホテルはエコノミー・クラスでも充分きれいなので、自由旅行してもあまり宿泊費 負担が大きくありません。ポルトガル語が分からなくても、ホテルなどは結構英語 が通じたのでこれも驚き。どのガイドブックにも英語は通じない!と書いてあった ものですから…。

皆さんがリスボン滞在中どこへ行きたいかは、個人差があると思うので案内はガイドブックに任せるとして、私はやはり、町のオープン・カフェPastelaria(パステ ラリーア)でゆっくりと「お茶」しました。いま中国で流行っているエッグ・タルトです が、ポルトガルの伝統的なお菓子Pasteis de Nata(パステイス・デ・ナータ)のこと なのですよ。カフェでこれと珈琲(エスプレッソ風の濃いもの)がよく合い、二人で 4個食べても支払い合計は¥500.-ほど。


ロッシオ広場に続くアウグスタ通りのオープン・カフェ

こんな物価じゃあ、ショッピングセンターにはろくなものがないんじゃない?と思う でしょ。ところがリスボンの大型ショッピングセンターは素晴らしい!アモレイラス には300店舗、50軒のレストラン、10舘の映画館があり、バスコ・ダ・ガマは エクスポ'98跡地に出来た最新のショッピングセンターで、水族館に隣接。日本 でいうJR(鉄道)オリエンテ駅のすぐ側。どちらも丸1日費やしても見飽きることは ないでしょう。旅の楽しみの一つ、ショッピング。ユーロになりブランド品などの ヨーロッパ各地の価格差はなくなったようですが、それ以外はまだ以前の価格帯 が大きく変わることはないようです。私は食料品マーケットが大好き。そこで見つ けた魚のブイヨン(Caldo de peixe)やトマトのブイヨン(Caldode tomate)は野菜を 煮込んだり、スープに使っても本当に美味しいもの。お馴染みのクノールの キューブですが日本じゃ手に入りませんから、お土産にもピッタリです。ポルト ワインも年代物でも日本よりウンと安いので、好きな人はお忘れなく!

では次回は近郊の町Nazare/ナザレObidos/オビドス、Fatima/ファティマ などを訪ねる現地バスツアーを利用した時のお話をご紹介しましょう。

Adeus(アデウシュ)!

 

 

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