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  • ★☆★マドリッドで「衣」「食」「美」を楽しむ
                     〜「衣・食」編〜★☆★

by Junko Kitahama, 07.28.2002

ポルトガル・リスボンのサンタ・アポロニャ駅を22:00に出発した夜行列車は 翌朝8:40頃スペイン・マドリッド・チャマルティン駅に到着。 まだホテルを決めていない私たちは駅構内にある「ホテル予約」へ直行。 ヨーロッパ内は旅慣れているK君が係りのおばさん(?)にポルトガル訛のスペイン 語(本人いわく)で、「市内中心街、清潔、静かな部屋、ツイン料金で10000Pts (\8000)以内」という条件で紹介してくれたのが★★★ホテル「Ingles」でした。

すぐ隣にあるBanco(銀行)で円をペセタに両替(まだユーロは使われてなかった)。 重いスーツケースを引っ張っての地下鉄乗り換えはきつかったけれど、日本の 朝のようなラッシュはなくて「ほっ」。市の中心街「Sol(ソル)駅」まで約20分ほど。 ホテル案内所でもらった地図を頼りに次の駅「Sevilla」で下車、アルガラ通りへ。

大通りから3分、思ったより狭い道を入り、日本語の看板があるバル(居酒屋)の 前のホテルに無事到着。フロントで「ホテル予約」でもらったバウチャーを見せて 宿泊者カードに記入。古い歴史のありそうな大きな鍵を受け取り、荷物は立派な お髭を携えたベル・サービスに任せ、3Fの部屋へ。部屋はちょっと暗い感じだけれど木調でバスルームも「清潔」!ベッドもきしまないようだし、窓を開けると表通り に面していて明るく、ひとまずいい感じ。但しフロントの英語はあまりにも巻き舌で クレームがあった時コミュニケーションできるかな…とちょっと心配する私でしたが K君は「こんないい部屋にしてもらちゃっていいんですか、前はSで\2000のホテル だったんで…」と恐縮されてしまいました。しかし、治安がよくないマドリッドでは特に女性にはあまり安いホテルはお勧めできません。

さて、ホテルを便利な場所に決めたので、早速タウン・ウオッチングに出かけること にした私たちですが、なんだかお腹が空き、お昼までにはまだまだ早かったけれど 軽く何か食べておこう…ということになり、ぶらぶら歩いて地下鉄ソル駅まで行くと マクドナルドの看板を見たK君がいきなり「マックがいいな〜」と…。マドリッドまで 来て「マック?!」と思ったけれど、スペイン語のまったくわからない私としては通訳の 彼に従わなければお茶も飲めないし、食事も出来ない…。K 君いわくヨーロッパの マックは結構値段が高いので、ジプシーなど怪しい人は入ってこないから安心… なのだそうです。ここは英語も通じる!世界共通の味のバーガーを注文。「ん?」 カウンター上の商品表示で見慣れないものを発見、「ガスパチョ・スープ」でした。 さすがスペインだけの特別メニューだと思いこれもオーダー。照り焼きバーガー はなかった代わりに、このガスパチョ・スープは冷たくて本当に美味しかったですよ!

マドリッドで私が一番何をしたいか…「プラド美術館」でじっくりとゴヤ、べラスケス エル・グレコ、ルーベンスといったスペイン絵画の巨匠達の作品鑑賞と「ピカソの ゲルニカ」を観ることですが、美術館物語は改めてまとめることにし、まずは最近 新進のデザイナーが目立ってきたスペインファッションが集まるサラマンカ地区へ。 ここには庶民のデパート「エル・コルト・イングレス」もあり、地下食品売り場や1階 の化粧品売り場、上階では衣類も殆どが揃うのは日本と同じ。セラーノ通りの 「マークス&スペンサー」はイギリスの有名デパートでムードも品揃えも英国調。 庶民的なエル・コルト…に対して高級志向。ここのシンボルマークは「テディベア」 このくまちゃんが胸に刺繍されている綿100%のナイティがメチャメチャ可愛くて 値段は少々高め(\6000くらい)でしたが、2枚も買ってしまいました…。(画像1)

  
画像1                    画像2

スペインといえば革製品。どこの革製品のお店も上質な皮のジャケットやコートが たくさん並んでいます。問題はデザイン…中高年者には人気かも知れませんが 私好みのシンプルな、切り替えのあまりないデザインは少なく、もちろん上質なもの はそう安くはなく、買いにくいのが現実。それならば…「靴」。これはかなり面白い型 がたくさんあり、履き易いのも嬉しい。K君は「カンペール」をすぐ見つけ、日本では 買えない色とデザイン2足をget!値段も3、4割安いそうです。私もセラーノ通りの 靴屋でシンプルなサンダル(画像2)を買い、履き心地がよく以後旅行中ずっと履き 少々くたびれてきましたが、今もなお愛用中です。

マドリッドの初夜はもちろん「パエリャ」ディナー。ホテル近くの1階がバル、2階が レストランというお店に入り、シーフードの「パエリャ」を注文。「30分はお待ちを…」と ウエイターがいうので、「ビール」と「ソーセージの盛り合わせ」を注文。豚肉を血まで 余すところなく使ったソーセージの数々が盛られた「皿」は一見食べにくそう…でも 食べてみると脂肪と肉や血身の混ぜ具合が絶妙でした。「明日は一緒にゲルニカを 観てその後プラド美術館へ…」とK君と相談。彼はそれほど美術には興味がないらしく 「地下鉄であちこちうろついてみたい」と言うので午後から別行動に決めました。さて さて待つことほぼ30分、「パエリャ・ア・ラ・マリネラ」(画像3)が来ました!2人前にして は大きいパエリャ・パンに美味しそうなサフラン御飯とシーフードがきれいに配置され それはそれは美味しそう!熱々を食べてみたら…やっぱり感激の美味でした!

*画像3
http://www.j-newyork.com/picture/Spain3.jpg
*デパ地下で買ったスープキューブとインスタントのイカ墨リゾット
http://www.j-newyork.com/picture/Spain4.jpg            

「よーし明日はイカ墨を使ったパエリャ「アロス・ネグロ」にチャレンジしよう!」と意気揚々 ホテルへ戻り、ビデまで付いたバスルームでさっぱりと汗を流しベッドへ。ここまでは よかったのですが…真夜中になり外の騒音が気になり眠れません…。そう、向かいは 日本語看板のある「バル」街、おまけに今夜は”花金”の夜。窓の外の日除けルーバー も閉めて我慢してみましたが、真夜中になっても、まだまだ外はうるさいまま…。とうとう フロントに電話して、英語で「外がうるさくて眠れないので静かな部屋に替えてくれない?」 とお願いしてみたら、すぐフロントから鍵を持ってきてくれ、中庭に面した奥の角部屋に 案内してくれました。「あーよかった、これで静かに休める…。」眠い中、荷物の大移動は 大変でしたがこうしてスペイン一日目は終わり。

次回は、いよいよ憧れのプラド美術館へ。そこでなんとk君のGFに偶然!?遇うのです。



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