■ぐるーっとニュージーランド■
by Yuka Kawakami , 12.30.2002
ニュージーランドの観光客の8割は訪れるという街、クイーンズタウン。みなさんも一度はこの地名を 聞いたことあるかもしれません。そもそも名前の由来は、この美しさから女王が住むにふさわしい
場所として”Queenstown”と名づけられたそうです。
クライストチャーチから飛行機で約1時間、バスで約8時間。湖に浮かぶユニークなS字形で有名 なこの街へ個人的にはバスで行くことをオススメします。8時間って長い!って思う人もいるかと
思いますが、草原や丘を越えて行く道のりは最高ですヨ。何気なく窓の外を眺めると、まるで絵本の 中にいるようです(これはホント!)また、途中で各々の観光地での休憩もあるので、一石二鳥!
大自然の真中にいる小さな自分を発見します。また友達とレンタカーを借りで行くのも1つの手ですね。 クイーンズタウンは観光地で知られることはもちろんのこと、環境のよさもあって語学学校に通う
留学生も増えているのだそうです・・・あの場所で、語学留学なんてほんと贅沢な話ですよ。私なら 逆にアクティビティに夢中になってそうです。(笑)
私はこれまで、3度ここを訪れました。
1度目は訪れたというか・・・ミルフォードサウンドの近くでの トレッキングがその旅の目的だったので、近くを通過したついでにクウィーンズタウンのマクドナルドで
ランチをとっただけで終わりました。
2度目は春先クライストチャーチから飛行機で・・・これも17歳の 留学中の話。親が遊びに来ていたので一緒について来ました。やはりサポーターつき(?)でホテルも
なかなかいいところで、夜は大黒という湖付近の日本料理屋で9ヶ月ぶりの日本食を食べました。 久々の母国の味に感動しました。お味噌汁ってなかなかおいしいなーと思いました。その日は天候が
悪く、アクティビティはおあずけでした。
3度目は真冬!!バスで8時間かけて行きました。これが最高! 時間はかかるが、ニュージーランドを視覚、嗅覚、感覚で感じました(ちょっと難しい表現!?)景色を
楽しんでもらうため、現地のバス会社はバスの窓を大きくしたり、天井をガラスにしたりなど、工夫を こらして観光客を魅了させているようです。 私もずっと窓の外の風景を見ていました。8時間なんて
あっという間でしたよ。
クイーンズタウンにつくと、まずバックパッカーへ移動。こぢんまりとしたバッパーで共同部屋でしたが、 オーナーの人がとってもいい人でした。キッチンではコーヒーや茶は飲み放題だし、家のリビングみたい
でした。ただ、ピロー(枕)を借してと言ったら、5ドルとられました・・・(それぐらい借してよ・・・)まあー
25ドルしか払ってないし、仕方ないか・・・ その日は夕方前に着いたので、そとは少し薄暗く(寒過ぎた・・・)韓国料理を食べて体を暖めて街を
ふらふら歩いていました。
夜はちょっと賑やかなパブに入り、ビール片手にビリヤードを楽しみました。 そのパブで出会った日本人と仲よくなり、記念写真をとったら店の従業員に怒られました・・・(笑)
日本人ってどこでも写真とるよねーあれは周りの空気を読まないといけないのだと少し反省。 みなさんもご注意。「超日本人」を出さないように!!そんなこんなで一日は終わり・・・次の日寒い朝を
むかえました。
さっそくゴンドラでボブズ・ヒルへ・・写真で見た通りの絶景でした。今度はばっちりカメラ用意! あのよくポストカードにもなっている角度からの撮影に成功しましたー。ボブズ・ヒルではレストランのほか
ミニアスレチックも楽しめる施設があります。初心に戻ってはしゃいでみました。空気は冷たいのですが、 おいしかったですよ。
午後はいよいよメインイベントのバンジージャンプ、高さ40mの橋から「バンジー!」 あの興奮は今でも覚えています。橋の上から見送ってくれるスタッフは私が日本人だと分かった瞬間
「イチ・ニー・サーン」と日本語で掛け声をかけてくれました。そんなサービスも暖かいですね。 バンジージャンプの写真は後から自宅に送られてきます。去年ニュージーランドに遊びに行った友達は
120mのバンジージャンプし挑戦し、大興奮して帰ってきました。みなさんも是非挑戦してみては・・・? 私は遠慮しておきます・・・その代わりに、今度はスカイダイビングにチャレンジしようと思っています。
噂によると、スカイダイビングのほうが怖くないとか・・・本当かな?
自然と共に楽しめるアクティビティの 中で私が特に思い出深い事。それはミルフォードサウンド近辺のハイキングコースを3日かけて歩いた
ことです。夜はハットと呼ばれる小屋に寝袋で寝泊りし山を越えていくという、本格派トレッキングです。 大きなリックサックを抱え、仲間(party)と共に励ましあって歩いたことが昨日のように思い出されます。
こういったアクティビティに参加するのも現地の人と仲良くなるきっかけになりますよ。老若男女問わず 楽しめるスポーツです。
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