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    ★☆★第6回★☆★

by Hisami, 08.25.2002

では、これからイタリア8日間\148,000格安ツアーに私と供に出発致しましょう!
今の時期はヨーロッパではサマータイムの為日本との時差はマイナス7時間。 12時間のフライト(乗り継ぎの場合はそれ以上・・)を終えてからその夜にホテル の部屋に入ったものの、時差の為眠れずと言う方が大多数ですが、朝の出発時間は 変更出来ません。ガイドさんの時間やレストランでの昼食予約時間、次の観光地の スケジュールがつまっているからなんです。こればっかりは添乗員の一存ではダメ! 融通が利かないのがツアーの弱点ですが、安い値段で主要観光地を見学してガイド の話も聞けるなんてスゴイことですよね。

国内ではパックツアーに行き先も知らずに全て友人任せで参加という人がよくいますが 最近はそれの海外版の方もいるそうです。まあ添乗員の言う時間さえ守れば後は バスに乗っているだけで全て連れて行ってくれるというわけです。 つまり食事と風景の違いはあるけれど、国内旅行の延長でいけてしまうんですね。 しかし、此処はイタリア。お客様の要求と現実は大きく隔たり、そのツケは添乗員に かぶってくるのが殆んどでしょうか・・・ それ故、最初が肝心とばかりに文化の違いを一生懸命説明するのです

朝食はバイキングスタイルが殆んどですが、日本のように自分のバッグを席取りの つもりで置いたままの方っていますよね。 どうぞ、盗んでくださいと言っているようなものです!

レストランの水はただではありません。
飲み物はいらないから、「水を下さい」でも、それって立派に注文されているんです。 水道水は日本の軟水とは違う硬質のため、やはりミネラルウォーターがお勧め。 主流は炭酸入りのもの。慣れるとおいしいのですがご年配のかたには飲みつけない為 お嫌いのようですが。

バイキングのジュースを水筒に持ち帰る人もいました。
それって、日本でもやっているのかしら?? どう注意していいかわからず、次の日に「皆様は日本とイタリアの民間友好使節の 一員です。 イタリアの良い点を学び、日本の素晴らしさを教えてあげましょう。」と言ったら その行動を控えられたようでした。ホッ。

レストランのサービスがまた異常に遅いときがあります
。 何の為の予約か!!と私が憤ってしまいますが・・・ しかしお客様は席についた途端、出発は何時?と無邪気な質問。「神のみぞ知る」と 答えたい気分。だって、バスは駐車場がなく止められない為ドライバーには1時間後の 2時に来てと言ったものの遅れる場合は変更の電話をいれないとダメだし、次のガイド さんとの待ち合わせにも大幅に遅れそうな時は連絡しないといけないし・・・・

やっとの思いで飲み物の清算にウェイターがやって来ました。しかし、まだまだ気を 抜けません。まず、計算がとっても遅い!レストランなのに自国通貨の釣銭が少なくて足らず、 自分の財布を探したり、コックに声をかけたりしているなんて呆れてしまいますよね。 もちろん、添乗員は手伝ってはいますが・・・
その際のチップもお客様の悩みの種のようです。 日本人ツアー慣れしているレストランはチップ込みの値段にしていますが、それ以外 は面倒なのでチップを含む料金をレストラン側と決めて案内してしまいます。 本来のチップの意味とは違うんですが・・・・

トイレも数が少なくて終わり頃に行こうものなら長蛇の列。40人のツアーで女性が 30人もいたら優に15分は待たなくてはいけないでしょう。 何故、団体を扱うレストランがトイレを男女各1個なの?と怒っても今更始まらず。

そんなこんなのトラブルを未然に防ごうと添乗員は多少の脚色を交えながら面白 おかしく説明していきます。 何しろツアーである以上パンフレットに謳ってある観光箇所は全て廻らなくてはいけ ないのですから。その為の添乗員同行ツアーなんです。

なーーんだ。そんなのならイタリアなんかには行きたくないと思っている方、 次回は私が一番大好きな国のひとつのイタリアの魅力を例の架空・格安ツアーに沿っ て書いていきたいと思っています。 まずはミラノ辺りから始めましょうか・・・

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