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■コロンビア大学留学日記■
- ALP(American Language Program)のクラスについて
by Kotoko Yano, 10.29.2000
NY死にそうに寒いです、、、。
いかがおすごしですか?今回はコロンビア大学ALPの
クラスの様子をお話しようと思います。
私は9月から3ヶ月の予定でこちらにきています。
外人相手の接客業をしていたのでまあまあ英語、話せる
気になっていたのですが、、おおまちがいでした。
そもそも仕事中、ああもっと英語が話せたら、、という
気持ちにかられ、今回の留学を決心したのですが、ALP
は大学準備といった色が強い感じが強く、英会話ではなく
英語の勉強です。レベルが上がる程その傾向は強いようですよ。
日常生活にあまり密接でない内容だとクレームを出す人も
多々いますが、私は今のクラスには満足しています。
とはいえ、はじめプレースメントテストでおかれたクラスは
幼稚園のようで特にメインの先生があんまり熱意のない人だった
ので授業開始2週間程、私も不平不満がたえませんでした。
クラスにはやはり日本人が圧倒的に多いです。後は韓国人。
前のクラスはそれぞれのことば同士かたまってしまっていて
これでは英語の上達につながらない!!ともんもんとしたものです。
しかし文句だけいっていてもなにも始まりません。
私はとりあえず、先生に掛け合ってみていち早くクラスをかえて
もらいました。先生、クラスメイト、自分の需要に合わないとかんじ
たらそこはアメリカ、訴えれば道はひらけます。
というわけで今のクラスはなかなか面白いんです。
あいかわらず日本人がとても多いのですが年齢層が少し上のせい
もあり、日本人同士でも英語を使おうとする人がとても多いです。
そして、あとは韓国人、台湾人と、全員アジアンなのですがそれぞれ
きちんと英語をつかう努力をしています。
そのうえ、こっからがこのクラスのおもしろいところなんです。
2か国語はなせるひとがたくさんいるんです。日本語韓国語の
バイリンガル、日本語中国語のバイリンガル、韓国語中国語の
バイリンガルと、そんな感じで英語ではどうしてもようが足りない
ときは誰かが通訳してみんなに伝えるといった感じで不思議と
わきあいあいとできるんです。おもしろいですよ。
ALPは語学学校のなかでも厳しいと噂でした。私はそれが魅力の
ひとつでここを選んだのですが、どうも手を抜こうと思えば
幾らでも手が抜けるもようです。宿題、テスト、これもクラスや
先生によって様々ですが私の場合はわりと多くでます。しかし
やらなくてもおこられるわけでもなんでもないわけです。
ただ宿題にもとづいてディスカッションをしたりするのでやっておか
ないと授業で発言しづらくなります。授業中の内容について
エッセイを書くのが宿題というパターンも多いのできっちりやろうと
思ったらどれも手を抜けません。ラボの授業、テープやビデオを
見るものなのですがこれもさぼろうと思えばさぼれます、、、。
うちのクラスの先生達はスパルタです。
私たちのセンテンスをいちいち直してくれ、きちんとリピートさせ
ます。クイズも頻繁にやります。
日々、自分の英語力の低さにつらい思いをしたりしますが
授業はとってもおもしろいです。英語いぜんに日本ではあまりものを
深く考える機会がなかったので発言したい、エッセイに書きたい自分
の意見がないことに苦しんだりしました。そこがまた刺激的ですよ。
英語の道は一日にしてならず、、、言葉は道具にすぎないです
から、つたえたい内容があってこそ。そんな気がする今日このごろ、、、
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