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  • 24時間オープン
by Hironobu Hamada in New York, 5.6.2000


私が、こちらに来てまず最初に思ったのは、「ニューヨークは便利だなあ」、ということです。なぜ便利かというと、地下鉄、バス、銀行のATMなど、24時間オープンのものが多いからです。

ついこの間も、友達とジャズを聴きに行き、ファーストセッションが終わったのがだいたい夜の12時で、それから友達と「焼肉でも食べに行こか。」、ということになって、ハーレムからコリアンタウンまで行ったのですが、地下鉄が走っているので、交通に関して何の問題もなかったですね。帰りも2時半頃になりましたが、地下鉄で帰ってきました。人もいっぱい乗っていたし、雰囲気も普通でした。ちなみにその焼肉店も24時間オープンとのことです。

私が、ニューヨークに来た頃は、ジュリアーニ市長になってからかなり治安が改善されたと聞いていたのですが、やはり夜中に1人で地下鉄にのることにはちょっと抵抗がありました。したがって、来たばっかりの頃は早く帰るようにし、また、遅くなるときは友達と一緒だったのですが、最近は全く気にしなくなりました。夜中の2時あたりでも地下鉄に乗ることはたまにあるし、また、その時間帯でも平気でストリートを歩いています。もちろん、地下鉄と言っても路線により事情はかなり変わってくるので、もし、夜中に地下鉄を利用する場合は、その辺の事情を調べてからにしたほうがいいのは言うまでもありませんが。

地下鉄の話をしたので、ついでにもうちょっとニューヨークの地下鉄について説明すると、ニューヨークの地下鉄は、一言でいうなら「気まぐれで走っている!」に尽きるのではないでしょうか。まず、時間表がない。つまり、適当な間隔で走っていると。あと、これは特に週末あたりに多いのですが、突然、駅をスキップしたりします。例えば、私は、No1かNo9で125th Streetの駅で降りるのでですが、突然、96th Streetの駅で「次は137th Streetだ。だからその間の駅で降りたい人はここで降りろ。そして次の電車を待て。」といったアナウンスがされます。日本の感覚だとそんなことはほとんどありえないわけで、また、そんなことになったら日本人は怒りまくって、ひょっとしたらニュースになるかもわかりません。しかしながら、こちらでは、ニュースどころか、乗客も「また、いつものことか。」といった感じで、特別反応する人はほとんどいないです。最近はもう完全にそういう状況に慣れたので、この前日本に一時帰国したときに新幹線に乗ったわけですが、あの時間感覚には驚かされました。つまり、あれだけの長距離を走っているにもかかわらず、時間の誤差はほぼゼロです。本当に感心しましたね。もちろん、時間にきっちりしているほうがいいわけですが。

話を、戻すと、銀行のATMはすべて24時間オープンで、年中無休です。しかも、同じ銀行だと手数料はゼロです。アメリカでここまでできるんだから日本ではなぜできないんだと思いますね。

あと、便利なのが、24時間オープンの図書館があることです。私の学校では、もちろん図書館はいっぱいあるのですが、1つのメイン図書館が24時間オープンです。これは、かなり役立ちます。つまり、試験前でも追い出されることがないので。しかも、ここでは、コンピューターラボもあるので24時間インターネットにアクセスでき、さらには、自分のラップトップを持ち込めば、それで24時間インターネットにアクセス可能です。ちょっとレポートについて調べたい項目があるときもすぐにインターネットで調べることができます。

あと、スーパーについては、すべてではないのですが、部分的に24時間オープンです。これも、かなり便利ですね。夜中にちょっと買い物、というのもあたりまえになってきました。こちらは、日本のコンビニのような店がないので、もしコンビニがあったらかなり便利になるんじゃないでしょうか。西海岸あたりにはセブンイレブンがあるそうですが、ほとんど普及していません。個人的には、もうそろそろ普及してもいいような気がしていますが。

以上ニューヨークの事情を書いてきましたが、今後もこの傾向は続き、益々24時間オープンな社会になっていくと思われます。今後は、ニューヨークだけでなく、他の都市でも24時間オープンな社会になっていくのではないでしょうか。いったん、この便利さを知ったらなかなかそれをあきらめるのは難しいですからね。





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