• ☆★☆芸術都市「バルセロナ」散策☆★☆
  　＝＝その�@ガウディの傑作「サグラダ・ファミリア聖堂」＝＝

マドリッドで買ったバルセロナ行きの格安航空券はSpanair。ホテルからタクシー で空港へ。DOMESTICOで１１：４５発の便を確認し搭乗。約１時間でバルセロナ に無事到着して…ホッ。相当年代がかった機材でちょっと心配でした。（笑）

バルセロナ・プラット国際空港から市内中心部まではレンフェ（鉄道）を利用。 ホテルは国鉄サンツ駅の構内にあるホテル斡旋所で探しました。ちょうど駅舎 ビルの上にある当時はまだ日本のガイドブックにも載っていなかった新しい ホテル「サンツ」に決定。ここはマドリッドの２倍ほどの料金でしたが高層階の 部屋からは遠くに「サグラダファミリア聖堂」が望め明るく広々として何とも気持 ちのよい部屋でした。サンツ駅の構内には手ごろなカフェ・レストランがあり 学食風のバッフェスタイルで気軽に好きなものが食べられます。滞在中、毎朝食 はその日の行動プランを決めながらここで済ませました。もちろんホテルには ゴージャスなレストランやカフェ・バーがありましたがお部屋で贅沢した分食事は 当然超庶民派に…。K君と私は相変わらず「パエリャ」の大ファン。毎日１回は 必ず食べました。カフェ・レストランなら２人で約\1000でもうお腹いっぱいです！

まず地下鉄で移動することが多いので１０回使える回数券を購入。早速ガウディ の傑作「サグラダ・ファミリア聖堂」に向かいました。１８９２年着工以来いまだ 未完成で建築中というこの建物は地下鉄Sagrada Famillia駅から地上に出たら すぐ目前に現れます。入り口がある場所は教会の裏正面になり入場券を買い 中に入って建物を通り貫けると正面側にでます。ここに在るのがキリストの誕生 を描いた「生誕のファサード」の壁面。その細やかな彫刻には本当に感動します。 高さ１０７ｍの鐘楼４つは完成しており健脚な方ならどれか一つは上まで登って 見ることをお勧めします。私も細い石の螺旋階段をNYの「自由の女神」に登った ことを思い出しながら上がっていきました。塔の先端は人が二人いると窮屈なほど の狭さ、でも隙間から眺める景色は海まで望める絶景でした。当日はエレベーター が動いておらず故障なのか休憩中なのか、ストップしている理由説明の張り紙も なくて？？日本だったら誰かがすぐその辺の係員に「どうなっているんだ！」と 怒鳴り込むところでしょうがスペインは皆いたって呑気なもの。「仕方ない、歩いて 上がろう…」って感じです。こんな大らかさがこの国のいいところ…なのでしょう。

　　
ホテルの部屋から中央にサグラダファミリア　　　　サグラダファミリア正面の見事な彫刻 　　　が見える。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「生誕のファサード」

バルセロナはカタルーニャ地方の中心地で”スペイン人である前にカタルーニャ 人だ”という言葉が示すようにカタルーニャは伝統的に民族意識と独立心の強い 土地柄です。街中の看板もカスティ‐リャ語（スペイン語といわれている）とカタルー ニャ語両方の表示が目立ちます。一方ではガウディ、ピカソ、ミロなど天才画家を 生み出した芸術の街でもありバルセロナの南東に浮かぶマジョルカ島は「ピアノの 詩人」といわれたショパンがこよなく愛した島としても有名です。ガウディの建築物 を追って歩くだけでもかなり面白いツアーになると思います。サグラダ・ファミリアの 後はショッピングセンターへお買い物に！さてそこで私たちは予想もしない出来事 に遭遇するのですが、それはまた来年ゆっくりとお話することにいたしましょう…。

さて、もうすぐクリスマスですね。私の住んでいる街では数年前から家の庭木などに イルミネーションを付けて楽しむ家庭が増えてきました。通りの両側の家すべてが イルミネーションをつけている町内もあり、遠くからわざわざ見に来る人も多くなり 「ルミナリエ」顔負けの(?)観光名所となっています。

クリスマスといえばNYもすてきですよね。先日「Serendipity」というタイトルのクリスマス のNYを舞台にした映画を観ました。この言葉の意味ご存知ですか？NY Trendyの 前編集長シラクラさんもコラムのタイトルになさっていましたが「幸せな偶然…」とでも 訳したら解かりやすいでしょうか。

映画に出てくるカフェ・レストラン「Serendipity �V」というのは実在するお店です。なんと ８年前私はこのお店に食事に行ってました！映画の中にこのお店が出てきたときには 驚くやら嬉しい!?やら。思わず「あーっ、私ここ知ってる！」って叫びそうになりました。 証拠写真として皆様にもお見せしておきましょうね。左側は今もNY在住の友人です。 当時季節は３月下旬というのに大雪が降り空港が封鎖されるほど寒い寒い春でした。

来年早々のＪｏｙ ｏｆ Ｊｏｕｒｎｅｙ！はカナダ・バンフのホットな情報をお伝えする 予定です。それでは皆様、佳いクリスマス、お正月をお迎えください。