• ☆★☆カナダ最新スキー情報・バンフ☆★☆
  　　

あけましておめでとうございます。

今年のお正月は２年振りにカナダ・バンフにスキーに出かけました。
滞在中後半は快晴が続き、真っ青な空に山すそを雲海に囲まれたカナデイアン・ロッキーがくっきりとそびえ立つ雄大な景色に遭遇。 リフトから降りる人すべてがしばし滑るのをやめて見入るほど美しい 光景でした。 　　　　　　

　　　　　　　　　
６日正午頃のカナデイアン・ロッキー。太陽は山とほぼ平行に右に動いていく。

カナダでスキーといえばいまやウィスラーが主流ですが私はあくまで こだわってバンフでスキーなのです。

その理由は…。 関空からエアカナダの直行便でバンクーバーまで８時間とちょっと。 ここまではウィスラー行きと同じ。バンクーバーからウイスラーまで は陸上移動になりますがバンフはカルガリ空港までもう１時間飛ば なくてはなりません。カルガリからさらに２時間車で移動してやっと 国立公園の中に位置するバンフ市内に到着です。

こんなに乗り継ぎで時間がかかるならやっぱりウィスラーのほうが いいや…と思うかもしれませんが、ここに一つ盲点があるのです。 スキーツアーで料金が格安！と記載があるものは多くがバンクーバー 直行ではなくトロント経由なのです。これだけで航空券は２万円ほど 安いのですから…。この場合、最終目的地に着く時間はバンフも ウィスラーもほぼ一緒です。

どの旅行会社のパンフを見てもスキーはウィスラーのツアーが多く また格安料金となれば誰しもそちらへ流れます。ホテルからゲレンデ が近いのも魅力です。しかし…お正月など人多い時にはリフトの待ち 時間が１時間ということもざらにあり、これじゃあ日本のスキー場と 同じです。コースもバンフに比べると少なく、いくら広いゲレンデと いっても混雑振りは日本と一緒の時期があります。その上日本人が 想像以上に多くて折角カナダに来ても海外に来た気がしないかも…。 大きな違いは雄大なカナデイアン・ロッキーが眺められないってこと。

少々カルガリから遠くたって、ゲレンデやコースの多さ、大自然を満喫 できる、人が少ない(あまり日本人も見かけません）、リフトが空いて いるのでバンバン上がっては滑る！のくり返しができる、そんなバンフ の各ゲレンデは飛ばし屋さんにはたまらなく魅力です。特にレイク・ルイ ーズにはボーダーが喜ぶハーフパイプや大きなコブも整備されたり 新雪の林間や急斜面はコースでなくてもほぼ何処でも滑り降りることが 出来ます。ガリガリと岩でボードやスキーのそこが削れたとしても各ゲレ ンデのスキーショップに一晩預ければ低料金でチューンナップしてくれます。 レンタルのボードやスキーも豊富に用意されているのも嬉しいですね。

さて次回は冬のバンフの魅力を私なりに皆さんにお伝えしたいと思います。 意外と安く行ける時期や方法もご紹介したいのでお楽しみに！ 　　　　　　　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　Kitahamaです。今年もよろしく。