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☆★☆ミラノ・ファッションを見る☆★☆
                       
                        by Junko Kitahama, 06.09.2003

小雨の降るミラノ中央駅に着いたK君と私は地下鉄3号線でホテルへ直行。 クロチェッタ駅からは徒歩5分。チューリッヒの旅行社からもらったホテル地図や ミラノ・ガイドは英語で書かれたものだったので迷うことなく到着です。

「Hotel Canada」は☆☆☆ホテル。日本のガイドブックには詳細が載っていま せんが、朝食付きで1室¥9.000〜¥10.000お部屋は広々としていてバスルーム もとても清潔です。またドゥオモまで歩いて行けるほど中心街に近いのも魅力。 日本からも「Hotel Canada Milano」で検索すればURLがあり予約もできます。 とりあえずフロントに荷物を預けて(英語でOKでした!)K君が行きたがっている ミラノ・ファッションがギュッと詰まっているモンテナポレオーネ通りとサンタンドレア 通りへ。雨はちょうど止んで傘を差さずに歩けるのはとってもラッキー!

ミラノは北イタリア…バルセロナからチューリッヒとだんだん北上して来るとやはり 季節は「秋」らしくなっています。もうシャツだけでは寒く感じてバルセロナで雨の日 に買ったセーターが早速役立ちます。

ミラノはドゥオモを中心に街が広がっているのは地図で一目瞭然ですがホテルから 歩いていくと石畳の道から見えるドゥオモの塔がだんだん大きくなり、ついに広場に 出ると目前にそびえ立っていました。ここは明日ゆっくりと見学することにして…と。

さらに10分程歩くと、さあお待ち兼ねのイタリアンブランドのブティックがずら〜と並ぶ モンテナポレオーネ通りへ。地下鉄サン・バビラ駅(1号線)側からモンテポレネーオ 駅(3号線)へ向かって行くと、ヴィトン、ミュウミュウ、フェラガモ、プラダ、グッチ、タニノ クリスティ、エトロ、ヴェルサーチ、ドルチェ&ガッバーナ、エミリオ・ブッチ、トッズ、 エルメス、フェンディ、トラサルディ…そのあい間にあるセレクトショップなどが限りなく 続く…。始めは興奮気味に覗いていたのですが2時間ほど経つと最初の元気はどこへ やら、もうクタクタに疲れ果て…何かランチを食べようということになり、ちょうどビルの コーナーにオープン・カフェを見つけて入りました。

2時過ぎでしたがOL風の3人組が食事の後のお茶でおしゃべしていて華やかです。 パニーニとカフェ・ラテを注文してホッと一息、K君とミラノ・ファッションについて話まし たがどこのお店も共通していえるのは「店員の愛想が悪い!」ということです。 9月下旬に差し掛かったところですが日本の大学はまだ夏休み、ということでブティック 街も学生風の日本女性で一杯。狭い通りをグッチ、プラダ、エルメス…の大きな紙袋 をいくつも抱えて歩く姿が目につきます。「あいつらなんであんなに金持ってんだろう?」 とK君の素朴な?疑問に「親のお金に決まってるでしょ!」と厳しく言う私。 ミラノにはイタリアらしいきれいな色使いの個性的な服や靴が一杯ある!なのに、なぜ? ブランド物ばかり買いあさるのでしょう…。エレガントなレディが持てばそれなりにマッチ するエルメスのバックですが、Macのコーラ片手にへそだしルックで歩くその手に…。 こんなことを言う私はとうとうオバタリアン!?

グッチでNo.3のコロンを買おうと身近にいた店員に尋ねましたが「担当が違う…」と言って 香水売り場らしいカウンターを指差すのでそこへ行き近くにいた店員にまた尋ねると 今度は「接客中だから待って…」と言われ店の奥に消え…他のものを見ていたかった けれど彼女が戻ってきたらいけないとそこを動けず…待つこと10分余り。とうとうしびれ を切らし側を通りがかった別の店員に声を掛けるとちょっと面倒くさそうに「O.K !探して みましょう」とカウンターにある在庫伝票のようなものをさっと見て「ここにはないですね。 今月新発売のコロンがこちらです、いかがですか?」と言って見せてくれました。「ずっと No.3を使っているので…」と断ると「それはここにはございません」と言ってまた忙しそう に去って行きました。「一体どこでなら買えるの?」と聞きたかったのにそれも出来ず とてもフラストレーションがたまった私でした。

しかし無愛想なお店が多かった中で意外と感じよかったのがK君がジーンズを買った メンズショップ。男性の店員ばかりの小さなセレクトショップでしたが、日本と同じように 股上のカットの違いを丁寧に説明してくれたり試着もサイズ違いでいくつかゆっくりさせて もらい裾のお直しもその場ですぐ出来ました!K君いわく、そのジーンズはオーストリア人 ヘルムートラングのデザインで日本だと1本15000円前後するそうですがミラノなら 8000円だ!と喜んでいました。女性物のブランド店はほとんど賑わっていますがメンズ ショップの買い物客はどこもまばら…店員の愛想も必然的によくなるのでしょうか…?

  
▲ミラノのシンボル「ドゥオモ」                  ▲ミラノで買ったゲラルディーニのバッグ
                                     日本では同じ物を見たことがありません。

ブランド嫌いを装っている私もやっぱりいいものを見ると人情としてほしくなります。 ゲラルディ−ニでふと目にしたウインド越しの「50%Off」の表示が気になり小さなお店に入る とそこは支店で店員は男性1人。英語が話せて感じのよい人でしたが、日本では売られて いない種類の大き目のトートバッグと2〜3泊くらいの旅行用バッグがセールになって いるのを見つけた私に「絶対にお買い得!」と勧めます。他の物を見てもミラノ価格は日本 の半額近く安いのですからミラノ価格の50%は本当に値打ちがあります。日本で出回って いるビニール製ではなく、皮使いのバックなので耐久年数も考え、思い切って買いました! (どうやって持って帰るかなんて考えもしないで…。)スイス国境にあるフォックスタウンの アウトレットに行かなくても、こうしてお値打ち物が手に入り大満足でした。 次回はドゥオモからギャレリア周辺の話題をお届けします。Ciao!

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