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    〜 第4回 あなたの知らない英語の世界? PART 2 〜
                     
    by KAORI KIKUCHI , 04.08.2003

ISKLは、9月に授業がはじまり、6月に終わります。
そして長い、長〜い夏休みに突入なわけですが、1年を通してほんとに
いろいろな行事が行われます。
その中でも私が気に入っていたいくつかの行事をご紹介したいと思います!

★ International Day

この前の回でも少しお話したように、私が通っていた学校は国際色ゆたかな学校でした。アメリカ人が大半をしめていましたが、フランス、ドイツ、オランダ、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、南アフリカ、タイ、韓国、台湾、そして日本などなど、とにかくいろんな国籍の人たちが混ざり合って共に勉強していました。それゆえに、毎年1回International Dayには力が入ります。普段は制服なのですが、この日は特別に民族衣装を着ていってもいいのです!!自分の国の民族衣装を着るもよし、友達と交換して他の国の衣装を着るもよし。私は毎年違う国の民族衣装をきて楽しんでいました。1年目は、ゆかた。2年目はマレー系マレーシア人のバジュクロン。3・4年目は、インドのサリー。日本ではなかなか着る機会のない民族衣装を身にまとえただけで、ワクワクしました。周りを見渡すと、韓国のチマチョゴリを着ている人、アメリカの国旗のものをとにかくなんでも身につけている人、どこの国の民族衣装かわからない無国籍な人などなど、いろんな人がいます。

午前中はその民族衣装のまま、通常通り授業を受け(外からみればかなり不気味な集団&空間だったんだろうなぁ〜と今になって思います。)、午後からはフリータイム。お母さん達が自分の国ご自慢の食べ物をボランティアで作って、各ブースごとに分かれて販売します。これがまた格別!!!世界の家庭の味が学校一回りしただけで味わえるんですよ。食べ物好きの私にはたまりません!1番印象に残っている料理は、スイスのチーズフォンドュです。フランスパンみたいな固いパンを溶かしたチーズにつけて食べるものなのですが、思ったより大人の味でした。まず口に入れた時のチーズの熱さ。それにワインが入っていたせいか正直いって少々苦い味がしました。

楽しみは食べ物だけではありません。もちろん文化も楽しまなきゃです。みんなが集まれる小さなシアターがあり、そこではそれぞれの国の催し物が行われています。ちゃっかり私も出演者として参加してみました。ハッピにねじりはちまき、それに奇抜な歌舞伎役者のような化粧をして日本の伝統的な和太鼓をたたきまくりました。アメリカ人を筆頭に、外国人の方にとって和太鼓の低い重低音がお腹に響くことは面白い体験だったみたいで、体育の先生はただでさえ大きな目をさらにまん丸にしてとても喜んでいました。他にもタイ人学生によるタイダンスや、オランダ語による歌の披露などがありとても楽しめました。1年を通して一番力が入る行事なのではないかと思います。学校に通いながら世界中のことが知れるこの行事は今ではとても貴重な体験になっています。

   
▲BIOのクラスメートと                    ▲太鼓をたたく

★ IASAS    

東南アジア地域に属するインターナショナルスクール、およびアメリカンスクールはISKLを入れて6校あります。バンコク、シンガポール、ジャカルタ、マニラ、台湾そして、クアラルンプールです。スポーツ、音楽、学問の分野において、毎シーズンごとにこの6校でコンペティションが行われています。私は、水泳、バレーボール、choir(コーラス), WindEnsamble Band(オーケストラ)に参加しました。インターナショナルスクールには、放課後activity(アクティビティー)と呼ばれる部活のようなものがあります。日本のシステムとは違い、3年続けて同じことをするのではなく、3ヶ月ごとに参加できる競技が変わっていくのです。例えば、9月〜11月がバレーボール、サッカー、テニス、1月〜3月は水泳、バスケットボール、4月〜6月はTrack and Field(陸上)、フットボール、のようになっていました。シーズンが始まる前には、tryoutが行われます。tryoutとはオーディションのことで、参加したい人数が多かった場合人数制限をするのです。大体2日間かけて行われます。ここで選ばれ抜かれた選手達?!は3ヶ月の練習の末、晴れてIASASの舞台に挑戦できるわけです。

IASASに選ばれるということは、名誉なことで、assembly(朝礼のようなもの。でも昼間に行われる。)の時間に全校生徒の前でお披露目されます。日本と違うのがここです。ただ単に名前を読み上げるのではなく、一パフォーマンスとして選手達を送りだそうというところがアメリカっぽいなと感じたところです。なんでも楽しむのがアメリカ人。クラブなみに音楽がガンガンに鳴っている体育館にみんな集合して、ボクサーの選手がリングに上がるときのようなアナウンスと共に選手入場です。全校生徒で楽しく、元気よく選手を送り出して、がんばってもらうようにエールを送ります。時には、突然ゲリラライブのように、選手達が乱入し、机の上に立って踊りだすってのもありました。中には女装している人も。さすがにこれにはびっくりしましたが、その一生懸命やっている姿を見ているのは楽しかった〜!こんな風にして、選手達は送りだされていくのです。

そのほかにも、どの人が選ばれたのかがすぐわかるように学校側が宣伝してくれます。 日ごろ私達生徒一人一人には、ロッカーが与えられています。重い教科書を入れておいたりするもので、校舎のいたるところ(主に廊下)に設置されています。選手に選ばれたあかつきには、自分のロッカーにIASASとデザインされたポスターが名前入りではりだされるのです。なんだか特別な気がしてうれしいものでした。

ホストする学校はもちまわりで、毎年違います。私は運良く、水泳でシンガポール、バレーボールでジャカルタ、に行くことができました。もちろん、旅費は学校もちです!宿泊先はホストの学校の生徒の家にホームスティでした。アメリカ人はほんとにボランティア精神が旺盛で、IASASシーズン中、とてもよくしてくれました。お世話になる家の人たちにおみやげを持って行くのが礼儀となっていたんですが、これを事前に考えるのがちょっとした楽しみでした。日本では一般的に手土産としてお菓子などすぐ消費できるものをもっていくことが多いと思うのですが、アメリカではそんなことはないようです。食べ物より「あなたのためだけに選んだのよ!」っというものを持って行くほうがいいみたいですね。それは、高価なものである必要はありません。たとえ1冊の本であっても、T−シャツ1枚であっても、相手の人のことを考えて選んだ心のこもったものならばなんでもいいんですよ。「Oh〜! This is for me? Thank you! How sweet!」といって喜んでもらえること間違いなしです。短い滞在期間でありながら、仲良くなったホストの人たちと別れは毎回さみしいものでしたね。

勝利をおさめ(収められなくても・・・)、学校に帰るとワッペンが一枚もらえます。これは、IASASに参加したという証なのです。学校オリジナルのジャケットがあるのですが、そのジャケットの背中部分にどれだけワッペンがついているかで、その人のすごさがわかる、そんな意味のあるものでした。


▲バレーボール

例えば他にも、PROMとよばれる一年に一度のダンスパーティーなどいろいろ催しものはありましたが、この2つが私にとって初めてする経験で心に残るものとなりました。授業自体は半端じゃなく大変なものでしたが、学校側からいろいろなチャンスをもらい、今まで目を向けなかった分野に挑戦できたいい機会でした。私が経験したように、世界のいろいろな人に会って、刺激をもらいましょう!!きっとあなたにとってプラスになるはずです!!

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