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    〜 第8回 知って得する?マレーシアの常識 PART 1 〜
                        
    by KAORI KIKUCHI , 06.09.2003

  「日本の常識」は日本でのみ通用するもの。マレーシアにも、「マレーシアだから許される」ことが たくさんありました。これら紹介することがマレーシアの常識かどうかはさておき、 私が日々の日常で発見した、「あれっ???」をここで一挙公開します!

さてさて、マレーシアの町中を車で走っていて驚くのがバイクの多さ。 中国の自転車並とまでは行きませんが、結構な数のバイクが道路を行き交っているのを見ることができます。 信号が赤になって、停車していると「どこからこんなにも多くのバイクが集まってくるの!」ってくらい バイクに乗っている人たちに囲まれてしまいます。バイクの人が車の中をジロジロ見ていた時があって びっくりしたこともありましたが、その時は愛嬌で、ニコッと笑ってかわしました。 信号待ちをしている時、バイクに乗った人同士で会話をしているのをよく見かけます。、 知り合い同士なのか、それとも、見知らぬ人同士なのか・・・いまだに謎は解けないままです。 気さくなマレーシア人のことだから、知らない人同士でも止まっている間にちょっと会話を 楽しんでいたのかもしれませんね。

風を切り、車の間を縫って走っていくバイクの人たちをよ〜く見てみると、(日本の常識の中で 育ったひとなら)「何かが違う?」と思うはずです。 暑い暑〜い赤道直下の国なのに、みんな長袖のジャンバーを着ているのです。それだけではありません! それも後ろ前反対に!!!まともにジャンバーを着ている人は少なく、腕だけ通して 何食わぬ顔で走り去ってゆくのです。ある知人によると、そのほうが風の抵抗で背中が ふくれることなくスムーズに走れ、普通に着て走るより風通しがいいそうなんです。 脱いだり着たりするのも楽ですしね。う〜ん、納得。 そんなに快適なら私も恥をすてて日本で試してみようかしら?と思った時もありましたが、 日本でこのような格好で走っていたら警察に捕まるという噂を聞いて断念しました。 この後ろ前逆に着て走行するスタイルは、東南アジア地域でマレーシアとシンガポールでしか 見られない光景だそうです。

まだまだあります、オートバイ・ライダーの常識。 朝は家族そろって一台のバイクで通勤! 普通、日本だったら原付(50ccくらいのバイク)に二人乗りは違反ですよね? でも、マレーシアでは二人乗りなんて全然平気。交通ルールとしては違反なのかもしれませんが、 あまり気にしていないみたいです。「まぁ、マレーシアなんだから何でもありか。」と思って、 仲良く夫婦でバイクに乗っている人たちを見ていたら・・・ なんだかくねくね動く物体を発見!「あれっ?」目を疑ってもう一度よーく見てみると、 お父さんらしき運転手と後ろに座っているお母さんらしき人の間に小さな子供が二人窮屈そうに 座っているのです!これには、ほんとうにびっくりしました。 いくら何でもありのマレーシアだからって、50ccのバイクに家族4人はありえないでしょう。 もちろんヘルメットなし、足元はビーチサンダル、もし事故が起きたら・・・ 見ている方がこわくなってしまします。 でも、これがマレーシアにおける朝の通勤ラッシュ風景なんですね〜

今回の最後にもう一つマレーシアの驚くべき常識をご紹介。 「道路の横断の仕方」 一般的に道路を横断するときは、横断歩道か歩道橋を利用します。(日本的常識) でも、マレーシアでは信号が青になるのを待って、道路をわたるってことはほとんどしません。 横断歩道があったかどうか、ちゃんと記憶にないくらいです。 じゃあ、どうやって渡るのか?好きな時に好きなように渡るのです。とてもアバウト。 もちろん走っている車を止めてまで、人が道を横断することはないのですが、 横断歩道がなくても道路の途中で、車がこないのを確かめて渡るのです。 まず、右から来る車を確かめます、タイミング良くセンターラインまで歩を進めます。 そして、今度は反対車線を渡らなくてはいけないので、左を確認します。車がきていなかったら 思い切って渡りきってしまいます。もちろん、車が信号などで止まっていたら車の間を縫って 反対側へ行きましょう。どんなに交通量が多い道でもセンターラインのところで、人が渡るタイミングを ねらっている姿を目にすることができます。 長年マレーシアに住んでいても、この渡り方だけはマスターできませんでしたね。 とても危機感を感じてしまう私でした。

知って得するかは分かりませんが、これがマレーシアの常識。 ところ変われば、常識をはかるものさしも変わるもの。 まだまだ、新たな発見は続きます。

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