■NATURAL COLOR■
by Mariko Iguchi, 02.25.2003
みんなほろ酔い気分で、いい気分!
そのBar を出てもう帰るのかな?と思っていたら、
Brooke: Mariko, let's go
to karaoke. We are going to go
another karaoke bar.
(まりこ、カラオケに行くわよ。他のカラオケバーに。)
Mariko: Wow! Really??
(わぁ。本当?)
と言うことで、これからみんなで本当のカラオケへ行くことになりました。 皆さん、オーストラリアのカラオケってどんなものだと想像されますか?
私は個室の部屋がたくさんあって各グループで楽しむ日本みたいなものを想像していました。 でも、全く全然違っていて、日本で言うクラブみたいな感じで、びっくり。
一番メインに大きな舞台がありそこで歌って、その前にはステージがあって みんなそのステージでdancing!その奥には、ビリヤードや大きなテレビ、ソファやカウンター
などがあって、本当にクラブみたいでした。個々のグループで楽しむのではなく、 グループとか関係なくみんなでワイワイといった感じで日本では味わえない
外国独特のフレンドリーな雰囲気を楽しみました。
Steave: Mariko, can I get
you something to drink?
(まりこ、何か飲む?)
Mariko: Uh〜! Yeas! What do
you recommend?
(う〜ん、飲もうかなっ!オススメは何?)
Steave: Leave it to me, please.
Here you are.
(僕にまかせなさい!はい、どうぞ!)
Mariko: Thanks! Wow! Yammy! ←オーストラリア独特のスラング
(ありがとう。わぁおいしい!)
と、またまた飲まされてしまいました。Brookeは?と思ったらその瞬間 聞きなれた声が。そう、Brookeはもうすでに舞台の上で気持ちよさそうに
歌っているではありませんか。(笑) しかもかなり上手い!!もともとハスキーボイスだからBrookeがかなり
かっこよく見えました。
Mariko: Brooke, what a cool
you are! I was charmed
by your song.
(Brooke!なんてかっこいいの!みとれちゃったわ。)
Brooke: Hahaha...Really???
Come on. Let's dance!! Mariko.
(笑。本当?まりこ、踊ろう!!!)
Steave: Come on. Mariko.
と、「真里子踊れ踊れコール」が鳴り響き、酔っているせいか全然 はずかしいとは思わず、踊り方も知らないのに自己流ダンスを
みんなと一緒に踊っていました。笑。しかもBrookeと一緒にみんなの前で 歌わされました。何を歌ったかは秘密です。笑
踊りつかれて「フゥッ」と一息ついていると、
The man: Hi!! How are you??
(やぁ!元気?)
Mariko: Hi!! Never better.
(Hi!最高よ!)
The man: Oh! Would you like
play billiards with us over there?
(そう。あそこでビリヤード一緒にしない?)
Mariko: Really?? I'll be there
later.
(本当??後で行くわ)
いわゆる日本のナンパと言うやつです。Brookeに
You are my new precious daughter.
Don't follow strange
man because it's danger.
(あなたは、私の新しい大切な娘なのよ。知らない人についていってはダメよ。危ないから。)
と言われていたのを思い出して、本当はかなりビリヤード好きで、 やりたかったのですがほっておきました。
日本人が珍しいのか、はたまた酔っているからなのか、 やたらと知らない人が私に話しかけてきてテンヤワンヤでした。
私たちは、そのお店の閉店時間までいて、かなり飲んで踊って 歌って・・・クタクタ。お開きになり、Steaveが
Steave: I will drive back
home.
(運転して帰るよ。)
Mariko: O.K. but...you drive
back home drank, don't you?
(わかった。えっ?でも飲んでるのに車で帰るの?)
Steave: Well. I'm almost sober.
It's nothing. See ya
↑これもスラング。
See youではなくてSee Ya.
(そうだけど、でもほとんどシラフ。何でもないことだよ。またね!)
と、言って帰っていきました。でも私たちはこれからが大変! それは、家に帰るアシがないからです。 タクシーを呼んだらいいじゃないって思うかも知れませんが、
オーストラリア人はほんとおおざっぱ。 タクシーの電話番号を誰も知らなくて、しかも夜中すぎてタクシーが全然通らない。
仕方がないからかなりの距離を歩くことに。 その内、タクシーを拾えるだろうと思っていたのに 大はずれ。みんなでヒッチハイクしていたのに、どれも停まらず。
でもオーストラリアでしか体験できないことをしました。 それは・・・“ケンタッキー”のドライブスルーを歩いて注文したこと!
本当は、オーストラリアでも歩いてドライブスルーなんか できないと思いますけど、みんなお腹がすいていて、
その上酔っていて、歩きつかれて閉店間際で・・・という事で、 許してくれたみたいです。あの時のケンタッキーのポテトは、
格別においしかったです。(笑)かなり歩いたところで、 やっとタクシーをつかまえることできました。 でも、かなりの距離を真っ暗の中、4人で帰ったことは、
後でかなり笑える話になりました。 家について、かなりクタクタ。
Mariko: I feel dragged out.
I think I should go to bed.
Good night!
(もうクタクタ。すぐに寝ます。おやすみなさぁぁい。)
と言って、すぐにベッドに入り、私だけじゃなくきっとみんな爆睡していたでしょう。 次の朝、起きたのはなんとお昼の1時。みんなは、起きていましたが、その日1日
みんなゴロゴロしながら映画を大音量で聞いていました。
初めは、ネイティブの会話についていくのは、かなり苦痛でしたが みんなとてもいい人たちばかりで、日本では味わえない貴重な1日でした。
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