■NATURAL COLOR■
by Mariko Iguchi, 10.22.2002
オーストラリアの動物を満喫した後、はしゃぎすぎて お腹がペコペコになった私たち。 次に待っていたのが、お待ちかねBBQ!
オージーEnglishでは、バーベーキューをばーびー (barbie) バービー人形じゃありませんが、こう呼びます。
これをなくしてオーストラリアは語れないほど本当にオージーはよくBBQをしますし、 どこの家にもバーベキューセットがあり、広い庭で
お肉、ソーセージ、ハンバーグ(もちろんオージービーフ)、魚介類、野菜などを 焼いてパンに挟んで食べる。これがオージー風BBQ。夏は1週間に3〜4回の時も
あるそうです。
私たちももちろんオージー風BBQ! オージービーフではなかったのですが、チキンをみんなパクついていました。
そんなこんなで、お腹がいっぱいになりながらも バスに揺られて★Excursion★のメインであるリトル・ペンギンに会いに行きました。
皆さん、ペンギンは南半球でしか見られないということをご存知でしたか?
世界一小さなペンギン、フェアリー・ペンギンのかわいい姿が見られるのがここメルボルンです。 ペンギンたちは、朝、浜辺の巣から出て海へ魚を取りに出かけ、日没後、巣へ戻ってきます。
これは夜、暗くなると巣に帰ってくるペンギンを浜辺に座って ペンギンたちがグループで帰ってくる姿を見るというもの。
注意したいのは、ここの寒さ。浜辺にセットされたコンクリートの座席で、通常1時間くらい待たされます。
ここはメルボルンから近いとはいえ、南極の隣島というロケーションのため、南極から吹く風はかなり冷たく、 防寒の準備が必要不可欠です。夏であったのに寒かったことを覚えています。
浜辺で、今か今かと待っていたらここのStaffがやってきて・・・
A man; Welcome to Phillip
Island Nature Park.. Tonight you will
see penguins emerging from the ocean and crossing
the beach to their sand dune burrows.
(フィリップ島自然公園へようこそ。今夜、あなたは海からあがっ
て海岸を横切って 砂丘にある自分たちの巣に帰るペンギン
を見れるよ!)
Mariko; Really??? I have never
seen wild penguins though I
have seen penguins in the zoo many times.
(本当?すてき〜!私、動物園にいるペンギンならみたことある
けど 野生のペンギンは見たことがないわ。)
A man; Oh,no! You know, remember
the Little Penguins are
wild. You are just a visitor to their home.
(まさか、本当に?このリトル・ペンギン達は、野生の動物である
ことを忘れずにね。 あなたはペンギンの家へただ訪問してるだ
けなんだからね。)
Mariko; I know. I'm just visitor.
(わかってます。私は、ただの訪問者だもんね。)
A man; Please don't try to
touch them, just look., they will
bite!
(ペンギンに触ったりしたらダメだよ。ただ見てるだけ。噛み付く
よ。)
Mariko; O.K. I keep our promose.
(はいっ。約束を守ります。)
A man; The world's smallest
penguin will start the sunset
parade soon.
(さぁ、もうすぐ世界で最も小さいペンギンのサンセットパレードが
始まるよー!)
そう言った瞬間、わぁ〜というどよめきが。 そう、やっとリトル・ペンギンのお出ましです。20匹ぐらいの小さな
ペンギンの群れが海岸から顔をだしました。
Wow !!!! Pretty !!!! Cute !!!!
★ペンギンパレード★
こっちへ来るのかなぁと思っていたら、また海へ戻っていったり あっちへ行ったりこっちへ行ったり。よちよち歩きでとってもかわいい!!
群れからはぐれておいてけぼりされていた1匹のペンギン。 その群れの中にいた1匹がそのペンギンに気付き戻っていくと
20匹全部がまた海の方へと戻っていき・・・ そうこうしている内に、今度は私たちが座っている目の前の海からまた群れが。
あっちもポコポコ。こっちもポコポコ。小さなペンギンの群れの山が 海からわんさか出てくるわ出てくるわ。
かわいいペンギンがグループになって歩いてくる姿は、本当のパレードみたいです。 日没後、可愛らしいリトルペンギン達が巣を目指して海上から上がってくる姿は、
実にけなげで感動的です。 私たちがバスへ戻るため海岸までの散策路をもときた路へと戻っていると 私たちのすぐそばをヨチヨチとリトル・ペンギンが歩いているではありませんか。
それに、私たち観客者の道路をも横切っていきました。
ペンギンは夜行性の為、フラッシュで失明する場合もあるそうなので、 カメラ・ビデオの持ち込みは禁止されています(注:今回添付した写真はプロの方の撮影です)。
かわいい姿をカメラに収めることはできませんでしたが、しっかりと目に焼き付けてきました。 ペンギンを身近に感じる事ができ、充実したオーストラリア満喫の1日でした!
帰りのバスの中は、はしゃぎすぎたのかみんな爆睡状態でした。(笑) もちろん私も!
こんなExcursionが日本にもあればいいのになぁと思います。 皆様もぜひメルボルンへ行ったときは、このリトル・ペンギンパレードへ足を運んでください!
何とも言えない可愛らしさで、思わず顔がほころびますよ!
★産卵のペンギン★
http://www.j-newyork.com/picture/p2.jpg
★赤ちゃんペンギン★
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★再びペンギンパレード★
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