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  • 第2回 FRIENDS

by Rieko Shirakura, 04.23.2002

SERENDIPITY 今月のアメリカTV番組はFRIENDSです。今回はその後半編をお送りします。

ロスとモニカの両親の結婚35周年のお祝いのパーテイーに皆はやってきています。パーカー と一緒に来たくなくて少し遅れてきたロスとレイチェルは、まだ始まったばかりのパーテイ−で ロスの両親にこう頼まれます。”お客の皆には、あんた達二人は子供が出来たから結婚したっ ていうことになっているのよ。だから話をあわせておいてね!”
 妊娠中のレイチェルの お腹にいるのはロスの子供ですが、二人に結婚の意志はまるでないのです。)

それを聞いたロスとレイチェルは驚き、ロスはかなり憤慨してそんなことで結婚している振りを するなんていやだと言いますが、レイチェルはこう言うのです。

Rachel:It's their party, and it's just one night, and we don't
     even have to lie. We just won't say anything. If it
     comes up again, we'll just, we'll smile, and we'll nod
     along.
     (彼らのパーテイ−だし、一晩だけでしょ。うそなんかつく必要な
      いわよ。ただ何も言わなければいいのよ。もしまたその話が出
      たら、ただにっこり微笑んでうなずいていればいいだけよ。)

そんなことを決めていた二人でしたが、予想に反していろいろな人達から”結婚おめでとう” とか、”赤ちゃんができてよかったね”などと言われるうちに成り行き上、結婚式の話を少しずつでっち上げていくことになるのです。レイチェルは調子にのり、自分が夢に見る結婚式 をまるで本当にあった事かのようにべらべらと話し始めます。

Rachel: And my veil was lace made by blind Belgian nuns.      
      (そして私のヴェールはレースで出来てて、それは盲目のベル
       ギーの修道女達の手によって作られていて。)
Woman 1: Blind?
       (盲目の?)
Rachel: Well, not at first, but it was very intricate work
      and they said even though they lost their sight,
      it was all worth it.

      (ええ、最初は盲目じゃなかったんだけど、それはとても複雑
       な大変な仕事だったから。修道女達は、たとえ目が見えなく
       なってしまってもそれはやりがいのあることだったんだって
       言っているの。)  
Woman 2: I bet you looked beautiful.  
      (あなたはきっときれいだったんでしょうね。)
Rachel: Well, I don't know about that, but there were some
      people that said I looked like a floating angel.

     (そうね、それはどうかわからないけど、でも何人かの人達は私
      が空に浮かぶ天使のようだったって言ってたわ。)
      この時のレイチェルはかなりうれしそう。

そのあとに別の女性がどうやってプロポーズしたのかを尋ねると、レイチェルは”それは すてきな話なのよ!”と、ロスをつつきながら話すように促します。

Ross: Well, actually I took her to the planetarium. That's
    where we had our first date. She walked in and I had
    the room filled with lilies her favorite flower.

    (ええと、まず彼女をプラネタリウムに連れて行ったんです。そこ
     が僕達の最初のデートの場所で。彼女が中に入ってきて、そこ
     を僕 は彼女の一番好きなゆりの花で一杯にしていたんです。)
Woman 2: Oh, that's so sweet!
    (まあ、何て素敵なの!)
Rachel: Ssh! I want to hear the rest!
    (シーッ!続きを聞きたいんだから!)
Ross: Then Fred Astaire singing " The Way You Look
    Tonight" came on the sound system and the lights
    came down, and I got on one knee and written across
    the dome in the stars were the words " Will you
    marry me?"

    (そしてサウンドシステムからはフレッド・アステアの
     ”The Way You Look Tonight”が流れてきて、明かりを暗くし
     て。僕は片ひざをついて、プラネタリウムの星の中に”結婚してく
     れるかい?”っていう言葉を書いたんです。)

このエピソードの最後に、レイチェルは”こんな風にプロポーズされたとしたら、NOというのは難しい だろうなあ”とロスに言っています。ロスは、”すごく金のかかるプロポーズだしね”なんて答えていま した。このエピソードは個人的に気に入っているので、もし日本で見ることが出来るのならぜひ 皆さんにもチェックしてもらいたいです。

さて、次回の番組は。。。まだ未定です。でもおそらくコメデイになることでしょう。お楽しみに!



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