■TRAVEL TIPS■
某旅行会社の格安イタリアツアー第4日目
昨夕、ミケランジェロ広場より花の都フィレンツェと呼ばれるにふさわしい全景を見ました。
いよいよ今日はその都の観光です。
まずは、代表的なウフィツィ美術館から。バスは市内に入る事はできないので今回は中央駅の 前の広場に降り立ち、そこから歩いて10分くらいの中心部に向かいます。
朝靄の大聖堂を横目で見ながら、シニョーリア広場を抜けると到着。 前回に書いたように入場予約は格安ツアーで悲しいかな取ってありません!並ぶのみ。
朝早くにホテルを出て来た甲斐あって行列は50人程度。早速、列に加わりガイドを待ちましょう。今日は40分くらいかな?
その間、グループを2つに分けて自由時間を作り写真タイムとトイレタイム。 アルノ川に架かるポンテベッキオはすぐ裏手だし、シニョーリア広場は目の前です。
写真材料には事欠きません。 トイレは有料ですが、隣の建物のべっキオ宮殿内(今は市庁舎)かバールにて・・・
ここで待っている時間によく添乗員仲間に会いました。日本でよりもここで会うほうが多い友人も 居たりして、私には結構な楽しみな時間だったかもしれません。
そして、必ず声を掛けて来るのがお土産物屋さんのイタリア人。 バッジをはずし(普通、海外に出ると添乗員とわかる名札等はつけません・・・狙われるから?)
でも一人で歩いていてもすぐわかるみたい。添乗員オーラかな? まあ、何回も来ていると顔を覚えているというのもあるでしょうが。
「今日はどうなっているの?(つまり、旅行会社の指定店があるかどうかの確認)」
「エーッと。ランチ後00XX店よ。残念だけど、今回は違ったみたいね。」
「そうなの?でも午後はどうせフリータイムでしょ?皆んなでなくていいから何人か連れてきてよ。」
「ダメ!ピサのオプショナルツアーが入っているもの。また今度ね。チャオ!」
こんな感じで何人もの人から声がかかります。向こうも仕事だし、道に迷っていた時、助けてもらったりしたこともあるので、うるさいなと思いつつそんなには邪険に出来ません。
イタリアは特に人の付き合いが大事な所なのです。 そして、これを遠くから見ていたお客さんからは「添乗員さんはモテモテね。素敵なイタリア人から声を掛けられて。」なんて、言われます。
そうなんです、客引きの店員さんでもイタリア人は皆すごくカッコイイのです。 ダブルのスーツに身を包みおきまりのサングラスに派手なネクタイまで締めて・・・・
そういえば、噂で女性添乗員と彼らの一人が結婚したって聞いたこともありますね。 私には全く無縁でしたが・・・・
ようやく現地ガイドと日本語ガイドが到着して、皆様に紹介後スムースに美術館内に入れました。 2時間くらい中を見てから、花のマリア大聖堂等を観光してからお決まりのショッピング。
そして、ランチのレストランというのが一般的なコースでしょう。 一度、初めていくレストランの場所がわからずに(ガイドは普通ショッピン場所でお別れなので添乗員がレストラン迄案内するのです)確認の為、汗をかきながら走って行った記憶があります。
そこは昔の貴族の館という面持ち。看板もなく、路地を入ると左手にエントランスがあり赤絨毯の階段が・・・ 恐る恐る登っていくとレストランがありました!
ガイドさんから教えてもらっていなければ絶対わからなかったでしょう。 添乗員もお客様の見えていない場所で頑張っているのです!
ランチ後は自由行動とピサへのオプショナルツアーに別れますが添乗員はもちろんオプショナルツアーに同行です。自由行動の方々にお勧め場所を教えたり、再集合の場所と時間を再確認している内にガイドさんもレストランに来てくれました。
では、午後からのピサ観光は次回ということにしましょうか。
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