■TRAVEL TIPS■
ツアーの受付、日本出国も無事に終わり次に添乗員は搭乗アナウンスがかかった ゲート前でお客様を待ちます。
別に人数を数えるわけでもないんですが、まあ安心感を持ってもらうのと少しでも早く 顔を覚えて頂く為でしょうか・・・・
ほぼ全員が機内に入ったのを確認してから今度は座席をまわって人数確認です。 この時は自分の座席番号を伝えながら、声を掛けてできるだけ名前を覚えるようにします。
特徴ある人だとすぐなんだけど、人数が多いとこれがなかなか大変。
シートチェックのふりをして、こっそりその人の髪や顔などの目立つ所を書き入れたりしています。 女の子2人連れとかが多いツアーは特に苦労しましたね。
最近の若い子はみんな似ていると思うのはオバサンになりつつある証拠かしら?
旅慣れている人ほどギリギリに入られるようですが、機内の雑誌や新聞の数も限られているので ある程度の時間で機内に入ったたほうが良いと思いますよ。特に帰りの飛行機・・・
日本語新聞は早い者勝ち状態の時もあるのです。
自分の席にもどってから、ようやく一息つけるかと思いきや私は乗り継ぎの搭乗券や 帰りのチケットをチェックし、必要なら全てをABC順に並べ替えたり一通りの事務作業
をしてしまいます。だから、いつも離陸時から飲み物サービスまでの1時間位までは 一生懸命働いていました・・・
水平飛行に移ってからまず飲み物とおつまみが配られますよね。 ジュースからアルコールまで、お好きな物をどうぞ。ただし、冷たい物のみ・・・
熱いお茶などはお食事の時まで出ませんヨ!
おじいさんがオランダ人アテンダントに「お茶!」と言って、英語で説明されても わからずに「この飛行機はお茶もないのか!」と怒っていたとか・・・
日本発着の飛行機の場合は殆ど日本茶のサービスがあるのはうれしい限りですが、食事後に頼みましょう。
飛行機の中は砂漠並みに乾燥しているので、できるだけ水分を取った方がいいです。 でもアルコールは気圧の関係で酔いやすいので要注意!
ただのお酒の代償は高くつくので、ナイトキャップ程度にとどめて置きましょうね。
最近エコノミー症候群が新聞をにぎわせていますが、Jリーガーがビジネスクラスでもかかったとか・・ つまり、6時間以上のフライトでは1時間に1度位は立ってぐるりと席を歩くのが予防策なのです。
座席の広さはあまり関係がないようですね。要は同じ姿勢でじっとしているのがダメ 3人掛けの窓際に座るとなかなか立てないものですが、遠慮は禁物!病気になるよりは
少しくらい嫌味を言われても頑張りましょう。
機内の室温は快適に調整されているようですが、高度が上がるに連れて寒くなるようです。 もちろん、毛布はありますが2枚はなかなかもらえないので何かはおる物を持っていったほうが無難かな?
スリッパや歯ブラシもエコノミーでは期待薄です。(トルコ航空は付いていましたが)
食事の後は眠るか映画を楽しむかして、できるだけゆったりと過ごしましょう。 そして、到着の2時間前位にもう一度食事のサービス。その間もスナックやらがきたりして
すべてを食べるとカロリーオーバーは必須!ダイエット中の人は控えめにどうぞ。
添乗員は到着前にもお客様の席をまわって集合の案内や入国カードの必要な国は用紙のチェックを して、いよいよ本格的にツアーも始まります。
次回はツアー中のいろいろと面白い出来事をお話ししていきましょう。
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