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■I Love New York■
From 若菜, 2.13.2001
皆様、こんにちは。HOWDY!!(ハウディ)これはアメリカ内陸部でよく使われているあいさつだそうです。語源は、「How do you do?」で、これを省略したものだそうです。ハワイで言えば「アロハ〜!」のようなもので、アメリカの内陸部に行くと街角でよく耳にします。
さて、前回は「NYの街角」という題でお話をさせて頂きました。今回は、食べ物の話をしていきたいと思います。
■■NYの食べ物■■
皆さん、海外に行った時に、食べたいものと別のものを注文してしまったという経験はございませんか。私が初めてNYに行った時もそうでした。店に入り、人が食べているものを見て、「あれ食べたいな。」と思います。いざMENUを見てみると、英語が並んでいてさっぱり分からない。多分これだと思うものに目星をつけて注文したはいいものの、きてびっくり。全く違うものがテーブルに並ぶことが多々ありました。スターバックスカフェでもこんなことがありました。クリームののったコーヒーを飲みたいのに、MENUを見てもわからない。そうこうしているうちに、レジの順番が回ってきて焦って「DAY OF COFFEE」という始末。NYにいる間中ずっと「DAY OF COFFEE」ばかり飲んでいました。(笑)
さて、NYは世界の中心地で、いろいろな国の人が住んでいる為、世界各国の料理が楽しめます。中でもNYの名物といえば屋台。皆さんも一度は雑誌やテレビで見たことがあるのではないでしょうか。NYの街角には、いたるところに屋台があります。朝早くから開いており、ホットドッグやプレッツェル、フルーツやハニーピーナッツ、中には、シシカバブの屋台まであります。日本で買い食いっていうとお行儀が悪く思われますが、NYでは、お手軽価格で歩きながら食べられるということで屋台は根強い人気があります。一見、日本のラーメン屋台のように車輪がついているので、移動するのかなと思うのですが、NYの屋台は一軒一軒場所が決まっているそうです。そのため、屋台ごとに味があり、対応の仕方も違っているので、地元の人は、屋台の中でもどの屋台に行くかいつも決まっているとか…・。皆さんもNYに行った際には是非地元の人に混じって、屋台を利用してみてください。
中華料理のお店もたくさんあります。チャイナタウンを始め、いろんな所に点在するのですが、面白いことに気づきました。ある夜、中華料理の店で炒麺を注文した時のこと。前菜が出てきたのです。どういうものかというと、ギョーザの皮をリボンのような形にねじって、揚げたもので、アプリコットジャムが添えられておりました。言うなれば、「ポテトチップスの餃子の皮版」です。中華料理1つとっても、国によってこんなにも違うのかと大変驚きました。中国に行った方に聞いた話によると、中国本土の中華料理は非常に油っこいらしく、日本の中華料理が一番おいしいとのことでした。同様に、アメリカ人はアメリカの中華料理が一番おいしいと思っているでしょう。料理1つをとっても、すごく文化が表れるんだなという新しい発見でした。
話は変りますが、皆さん「アメリカ人の国民食」といえば何を想像されますか。「アメリカ人といえばハンバーガー」という印象が強いのではないでしょうか。それでは、アメリカ人はハンバーガーの消費量が一番多いのでしょうか。違うんです。アメリカで一番消費量が多いのはピザだそうです。NYだけでも1日何千枚という単位で消費されているそうです。意外ですよね。(でも日本人も毎日寿司を食べているわけではないので同じことかもしれません!)そのためNYには、ピザ、ハンバーガーのお店もたくさんあります。マクドナルドなんかも覗いてみてください。日本のマクドナルドにはない商品があったり、おまけがポケモンだったりと面白い発見がありますよ。
他にも、デリという店の形態も多く、バイキング形式に料理が置いており、自分の好きなものを好きなだけパックに入れて、重さで料金を払うというしくみのお店です。こういったようにいろいろな料理がいろいろな形式で手に入るNYですが、試した結果、一番おいしいもの、一番私達の口に合うものはやっぱりハンバーガーであることがわかりました。長々と書いてきてすごく尻すぼみな結論ですが、様々な失敗を繰り返したNYの私の食べ歩きは、「アメリカでおいしく食べることができるのは、ハンバーガーである」というところに落ち着きました。人によっても異なると思いますが、NYに行った際には、この結論を肯定できるかどうかいろいろなものを食べてみてくださいね。また、他にもおいしいものがあればグルメな私に(自称)教えてください。
それではお元気で。また来月まで!!
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