| |
|
|
|
■I Love New York■
From 若菜, 3.11.2001
皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。少しずつ春の兆しが見えてきました。私はというと時が過ぎるのは本当に早いなあと、感慨にふける毎日です。
さて、前回は「NYの食べ物」という題でお話をさせて頂きました。今回は、「アメリカンドリーム？！」という題でお話します。
■■アメリカンドリーム！？■■
皆さん「アメリカンドリーム」「サクセスストーリー」という言葉はよく耳にするのではないでしょうか。じゃ、アメリカに行けば夢が叶うの？そういう意味じゃあない。現地ガイドさんによると、「個人個人が強い。1人になった時に力を発揮するお国柄」らしい。
1年に１回のゲイパレード。同性愛の権利をしっかり主張している。何も恥ずかしがったり、隠したりする必要はないとのこと。国連に行った日のこと。国連入り口近くに、テントがある。「チベット独立運動」ということで、自分達の権利を主張していた。
こんな話もある。ある会社でのこと。秘書がピンヒールで仕事中、床に穴が空いたらしい。弁償しないといけないのだが、その女性は何と、靴会社を訴えたらしい。（アメリカでは、通勤にシューズを履き、会社に行って高いヒールの靴に履き替えるそう。一概には言えないが、日本では、会社では動きやすいローヒールに履き替える人が多いと思うのだが…。アメリカでは、キャリアウーマンであることの証らしい。）
最近の話題では、NY生まれのボクサー「リック吉村」。畑山隆則との世界タイトルマッチ前後に彼の人生が各チャンネルで放送されていた。知っている方も多いと思う。生まれ育った環境はお世辞にもよいとは言えない環境。ボクシングに出会って自分の人生は大きく変ったと彼は言う。しかし、これは「アメリカンドリーム」、夢ではないのだ。彼の壮絶な努力と夢を追いつづける姿勢、そして決してあきらめずに続けてきた努力。それこそが、彼を現在の「リック吉村」にしたのだ。
「個人個人が強い。1人になった時に力を発揮するお国柄」らしい。これは、NYに行くと、誰もが肌で感じることができる。NYに行った時は是非、いろいろなものを見て、いろいろなことを感じてきて欲しい。そして、よい所はどんどん取り入れていけばいい。
かといって、全てがすべてアメリカが素晴らしいというわけではない。アメリカ入国の際、アジア航空機が５機到着しているにもかかわらず、１つしかブースを明けておらず、入国に長蛇の列ができていた時のこと。（入国審査場でなんと２時間並びました！）ある日本の大学教授がこんなことを言っていた。「こういうのを見ると、まだまだ日本はアメリカに負けないわよね。ふん。」と……。とまあ、いろいろな見方もあります。
ということで、いい所はどんどん取り入れてもよいのではないでしょうか。自分の人生に、そして生き様に自信を持ち、そしてプライドを持ってぶつかっていきましょう。そして、あきらめないこと。自分の気持ちに忠実であること。そしてそれに向かうパワーが途中で燃料切れにならないように。そして何より、それに向かう努力を継続する自分でいること。ねっ。
|
|
|