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  • 楽しかった!「Weekends home staying」No.2
by Junko Kitahama, 7.8.2001



★前回のあらすじ★

ツアーディレクターとしてお客さまとポートランド (オレゴン州)に行った時のこと。急病でツアー 不参加となった方がホームステイするはずだった 所へ私が代わりに行くことになった。一人暮らし のサンディはお洒落で60歳なんて思えないほど 若々しい。引越ししたての素敵な新居に案内して くれ、私達はお互い一人暮らしの身の上で話が 弾んだ。明日はサンディのお誕生日、近くに住む お姉さん家族と一緒に夕食をいただくことになり、 なんだか楽しくなってきたぞ!

☆No.2☆
このツアー出発直前まで残業で疲れきっていた私は、その上夜中までサンディ と下手な英語で一生懸命おしゃべりしたせいか、翌朝は彼女も起きてこないし、 10時近くまでベッドにいた。愛犬ラッキーに起こされサンディがリビングに現れ たのは11時前。これだけ睡眠をとるからきれいでいられるんだ…とは彼女の 艶やかな肌を見た私の実感。

フルーツと豆乳(バニラフレーバーで 私は苦手だった)グラハムブレッドのツナ サンドとヘルシーなブランチを済ませ、 まずは車で30分ほどのところにある ワシントンスクエア−という大きなショッピング モールに出かけた。

最近日本でも郊外型大ショッピングモールがあちこちできているのでさほど驚く こともなくなったが、LAで初めて行った時にはその広さと出店数(200up)に驚か された。十文字に広がったモールはたいてい2〜3階建。四方は各々デパート か大型ディスカウント店などになっておりそれらをつなぐ道の両側は専門店が 連なっている。各階の中心はインフォメーション。1階の一部は駐車場、最上階 はイートインスペースというパターンが多い。1階から最上階まで吹き抜けになっ ていて1階中央はスケートリンクというのもある。(ORはこのパターンが多かった)

サンディもまだ新居に引っ越したばかりで、色々と買いたいものがあったらしく ベットリネンやキッチンやダイニング用品を熱心に見た。私も実は近々引っ越す 予定があり、一緒にランチョンマットやテーブルクロスを選んだ。バスルームの 小物も日本では高くて買う気が起こらないものが何とほとんどディスカウントで 半額ほどなのだから、私でなくても見逃せないと思う。キャンドルやテーブルを 飾る小物もさすが種類が豊富。一軒ずつ丁寧に見ていたら1日では到底回りき れない程のお店の数だが、各店必ず「FOR SAL E」と書かれたコーナーがある ので、ここを注目して見て行くと掘り出し物に出会うことがある。

足が棒になるほど歩いた後、休憩しながらフローズンヨーグルトを食べてお買 い物終了。帰宅途中で食料品を買いに寄った店先のフローリストでパープルの サフィニァの鉢を見つけたサンディはしばらく考えていたが結局買わずに店内 に入った。私はそれを彼女のお誕生日プレゼントにした。日本では\5000以上 しそうな大きな鉢植えなのに$25でお釣りがあった。「This is a small present for you…」といって渡すと彼女はすごく喜んでハグしてきた。そして同じ鉢をもう一 つ自分で買い「自宅のエントランスの両側をこのきれいなパープルで飾りたか ったの、Junkoありがとう!」と嬉しそうに言って…。

自宅に戻りシャワーでさっぱり汗を流し、ラッキーの散歩を済ませてから少々 おめかししてサンディのお姉さんのいるレイク・オズエゴに向かう。もう夕方7時と いうのに太陽はまだまだ高い位置にある。この頃のORは10時頃やっと暗くなる ので、寝坊しても一日が本当に長く感じられる。

レイク・オズエゴはポートランド市内から40分ほどの住宅街。近くにはルイス・ アンド・クラーク、メリルハ-ストといった有名私立大学もあり、特に高級住宅街 は湖畔に面していて大きなお屋敷はエントランスからは建物が見えない。サン ディのお姉さんの家も門を入ってしばらく車を走らせていくと建物と玄関が見え た。二階建てで真っ白な美しい家の玄関を入ると広いホールになっていた。 中央の花台には見事に花が生けてありまるでホテルのロビーのよう。サンディ の姉リンダに迎えられリビングに案内された私がそこから見た景色は,思わず 「Wonderful!」と叫びたくなるようなすばらしいもの。リビングからデッキに出ると 庭続きに目前が湖だった。エンジン付のボート(多分これをクルーザーと呼ぶの だろう)が桟橋につないであり、お天気のよい週末はクルージングや釣りに自宅 から直接船に乗って出掛けられるとは何と贅沢な!

キッチンにいたリンダの娘クリスは2歳の双子の坊やに食事を与えていた。 二卵性のサムとデヴィは髪の毛も目の色も違い、覚えやすくて助かった! それにしてもアメリカで2世帯一緒に暮らしているのは珍しい。まあ大邸宅なの で部屋数は充分だろうが…。クリスの夫はアメリカ版「磯野家のマスオさん」かな。

夕暮れで湖の表面には少しモヤがかかりはじめ、庭に面したデッキに出ると 風がとても気持ちいい…。リンダが海老のカクテルと白ワインを持ってきてくれ、 まず3人で乾杯。今夜のサンディのバースディ・ディナーはリンダが最近見つけた イタリアン・レストレンで。リゾットが美味しい、とかリンダは木材の輸出業を営む 夫と一緒に日本にも行ったことがあり、京都と鎌倉が好きと話してくれた。なる ほどこのお屋敷は木材王(!?)御殿だったのか…。オレゴンはその豊富な資源か ら林業が盛んな街、そして別名「City Of Roses」とも呼ばれ、毎年6月第2日曜日 にはその年の「バラの女王」を中心に盛大なパレードが行われ、ワシントンパーク のローズガーデンには毎年女王になった人の名が刻まれたプレートが敷かれる。

この続きは次号で。 今回は画像を添付したのでお楽しみください!





(*Sandy & Lucky)





(*Sandy のキッチン)





(*リンダの家)





(*sweet twins)




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