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■Winds from New York■
- ☆☆☆＄５０．００以下で楽しむTiffany & Co.☆☆☆
by Junko Kitahama, 8.5.2001
かの国の皇太子が結婚相手について報道人のインタビューに答え
「ティファニーであれこれ買い物をするような女性はちょっと…。」
と答えたとか。それほど高級感溢れる「宝石店」としてのイメージが
強いTiffany & Co.だが、私はあえてこの高級店を恐れず、じっくりと
楽しむことをお勧めする。
５ Av. 59-60 St.に堂々と本店を構えるTiffanyは日本でも直営店が
増えつつある。日本のお店を覗いてみるとやはり銀や18金製のアク
セサリーが主流。食器やステイショナリ－などはわずかにディスプレイ
で使われているだけのところが多い。どこのお店も人が一杯なのは
さすがブランド大国日本！
Junko風Tiffany & Co.ＮＹ本店の楽しみ方はというと…。
１Ｆはすばらしい宝石の数々が飾られたショーケースが並び、さすがに
来客も年令層が高く、接客担当者にも威厳(?…というかとっつき難さ）
が感じられる。私はさっさと奥のエレべーターで４Ｆに直行。
４Ｆは食器とガラス製品のフロアになっている。エレベーター前の空間
はいつもすばらしいテーブルコーディネートがなされているが写真撮影
は禁止されているのでご注意を。
せっかくＮＹに来たのだから何かティファニーでお土産を…と思いつつも
なんだか高そうなものばかりで買えない…と思っているあなたへ私が
お勧めするのは、こんなもの。
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ポルトガル製のエッグスタンド。
Tiffany & Co. のマークが底に入っている。$19.00
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Tiffanyで売られている銀食器、チャイナ、グラスを使ってテーブル
セッティングと料理（レシピ付き）が紹介されている。$50.00
他にも何冊かの立派な装丁の本が出版されている。
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他にも、「ムーンリバー」と名づけられたデミタスカップ＆ソーサー
（縁にムーンリバーの五線譜が描かれている）や美しい花柄の
マグカップなど、いずれも一客$25.00～買える。ギフトだと言えば
一客づつでもあのブルーの箱に入れ白いリボンで包装してくれる。
ここで覚えていてほしいこと
| その① | 買いたいものが決まったらまず周囲を見渡し店員に声を掛ける。
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| その② | 店員が来たら「I' d like to have …」とほしいものを告げる。決して
「I want to buy…」なんて言わず、ここのところはやっぱりお上品に！
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| その③ |
店員がカウンターテーブルに案内するのでここに座ってしばらく待つ。注文した品を持って来たら自分で割れたりしていないか
確認し、「cash or charge?」と支払方法を聞かれるので答える。
ここでどんな風に包装をしてもらうか伝える。
「Could you please make each one for the gift wrapping?」
「一個ずつギフトラッピングしてくださいませんか」
「And may I have some small paper bags for them? 」
「それから紙袋も戴きたいのですが」
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などと頼めばいい。日本ではこういうことは店員の方からが聞いてくるが、
アメリカでは頼まなければ何もしてくれない。反対に頼めば「Sure!」とか言って
結構何でもやってくれる。
(注)私の英語は通じるけれど正確ではないのでご了承を…。
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| その④ | レシートを受け取ると店員はエレべーター右横のカウンターで
何分後に商品を引き渡せるかを告げるので、番号札を受け取り
言われた時間以降に受け取りに来ればよい。店員は別れ際に
必ず「Have a nice day!」 とか「Have a nice weekend!」と言ってくる
のであなたもすかさず、「You, too!」と言ってあげよう。
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間違っても、ディスプレイしてある食器を直接カウンターに持って行ったり
しない様に。ただし３Ｆの銀製品アクセサリーやスカーフ、紳士小物類は
ショーケースの中の品々を店員に見せてもらいながらショッピングするの
は日本と同じ。ステイショナリ－も３Ｆ。書籍も日本では買えないので少々
重いが値打ちはある。
２Ｆはなく、代わりにメザネインというフロアがある。ここにはトイレと電話や
カスタマーズサービスがある。銀製品を磨くポリッシュ・クロスはここで買う。
$10.00と高いが大判で使いよいし、日本では倍の値段だと思う。
またアメリカ国内ではTiffany & Co.の通販システムもある。日本からのネット
ショッピングは残念ながら不可。
ＵＲＬは Tiffany & Co. Home Page
それでは次回も「Winds from New York」をお楽しみに。
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