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もくじ


アメリカ横断ドライブ編 (22) 〜 アメリカ横断ドライブを終えて 〜

アメリカ横断ドライブ編 (21) 〜 完結編 LA空港から帰国へ 〜

アメリカ横断ドライブ編 (20) ロスアンゼルス(LA)

アメリカ横断ドライブ編 (19) ラスベガス 〜 LA

アメリカ横断ドライブ編 (18) デスバレーからの脱出

アメリカ横断ドライブ編 (17) デスバレー

アメリカ横断ドライブ編 (16) グランドキャニオン 〜 ラスベガス

アメリカ横断ドライブ編 (15) コロラド 〜 モニュメントバレー

アメリカ横断ドライブ編 (14) コロラド・ロッキー

アメリカ横断ドライブ編 (13) "アメリカ最古のコミュニティ" タオス・プエブロを訪ねて

アメリカ横断ドライブ編 (12) サンタフェ

アメリカ横断ドライブ編 (11) エルパソ 〜 アルバカーキ

アメリカ横断ドライブ編 (10) サン・アントニオ 〜 エルパソ

アメリカ横断ドライブ編 (9) シュレンバーグ 〜 サン・アントニオ

アメリカ横断ドライブ編 (8) ヒューストン 〜 シュレンバーグ

アメリカ横断ドライブ編 (7) ニューオーリンズ 〜 ヒューストン

アメリカ横断ドライブ編 (6) パンサコーラ 〜 ニューオーリンズ

アメリカ横断ドライブ編 (5) ハーディーヴァイク 〜 パンサコーラ

アメリカ横断ドライブ編 (4) チャールストン 〜 ハーディ−ヴァイク

アメリカ旅行記 番外編 ニューヨーク

アメリカ横断ドライブ編 (3) ワシントン 〜 チャールストン

アメリカ横断ドライブ編 (2) リッチモンド 〜 ワシントン

アメリカ横断ドライブ編 (1) ニューヨーク 〜 リッチモンド

ワシントンD.C.

ボストン、マサチューセッツ州

ニューポート、ロードアイランド州

フィラデルフィア、ペンシルヴァニア州





アメリカ旅行記




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  • アメリカ横断ドライブ編(2)
         リッチモンド 〜 ワシントン
by Hironobu Hamada in New York, 10.15.2000


*8/20(Su) Richmond, VA 〜 Jamestown 〜 Yorktown 〜 Virginia Beach 〜 Washington, NC

昨日のロングドライブで結構つかれたせいか昨晩は熟睡して、朝の9時ごろに 起きる。日曜日で、天候は快晴。非常にすがすがいい朝だった。アパートのチェック アウトなどで最近はかなり忙しかったので、このようにゆっくりしたのは本当に 久しぶりである。モーテルのロビーで飲んだコーヒーもおいしかった。普段は 夜型なので、朝は遅いのだが、やはり朝のコーヒーは気分がいいものである。

朝食のために、パンケーキ屋さんに入ったが、このあたりはパンケーキレスト ランが非常に多い。ニューヨークや北部にはそれほどないので、このあたりの 地域独特のものなのであろう。そこで、パンケーキを注文したが、見てびっく り!あまりの大きさに驚いた。しかもそのビッグというか巨大なパンケーキの 上に生クリームが一面にのっており、さらにその上にストロベリージャムがの っている。アメリカの食べ物のスケールの大きさに対してかなり慣れたつもり であったが、さすがにこの巨大なパンケーキには驚いた。見ただけで、その甘さ が一目でわかるようなものであったが、私はせっかく注文したのでもちろんそ のパンケーキを食べ始めた。しかしながら、やはり半分ほどが限界で、あまり の甘さと量の多さのためにそれ以上は食べられなかった。ここで、アメリカで の食事について簡単に説明しておくと、一般的に量は日本と比べてかなり多い。 味はおおざっぱなところが多く、つまり、食文化というものがあまりないようで、 レストランもサイズで勝負していると思われるところが以外に多いのである。 一番簡単な比較はマクドナルドで、アメリカのマクドナルドで何かを注文して みれば、そのサイズの違い(特にドリンク)にすぐ気付くはずである。

その後、私と友人はI-64を東に走り、ジェームズタウンというところに向かっ た。ここは、リッチモンドからバージニアビーチまでの間にあり、コロニー時代 の村や、その中にあった教会などが残っているらしいので、ちょっと寄ってみる ことにした。実は昨日、ひたすらインターステートを走ってきたので、今日は インターステートを走りたくなかったし、また観光をしたかった。そのような理由 から、まず海に向かって走り、バージニアビーチに行く途中でジェームズタウンに 寄ってみたのである。

ジェームズタウンまでは、一時間ほどで到着した。着いてみると、小さな集落が あり、そこがイギリス人がアメリカ大陸で最初に入植した場所であるらしい。 時代は17世紀の始め、1600年ごろである。最初の入植者は数百人ほどで あったらしいが、教会もあったようであり、その教会はそのまま残っている。 教会は非常に小さなものであったが、20人ほどの人が同時に礼拝できる礼拝堂が あり、ヨーロッパ人の敬虔さに新ためて驚いた。実際のところアメリカ人は宗教 に熱心な人は多い。アメリカ人だけではなくて、コリアンや南米系でも、敬虔な 人は毎週日曜日に教会に行く。”コリアンにクリスチャンが多い”というのは 意外な事実で私はアメリカに来るまでは知らなかった。おそらく、日本のような 迫害がなかったのであろう。

その他に、ジェームズタウンには、”The Great Road”という北アメリカ大陸 最初のハイウェイの跡地があった。ここは、ハイウェイ発祥の地であるらしい。 入植したヨーロッパ人がここに最初に道路を作ったからである。

1時間ほどぶらぶらした私と友人は、次にヨークタウンというすぐ近くにある 独立戦争で重要なバトルがあった場所に向かった。ヨークタウンは着いてみると、 特別何もなく、大きな野原があるだけである。ここで数百年前に重要な戦いが あったらしいが、しかしながら、現在はその面影は全くなく、普通の草原で、 星条旗が翻り、古い大砲などがおかれているだけである。ヨークタウンには記 念館というのがあり、そこを見学すれば詳細を知ることができる。また、今年の 夏にアメリカで公開された”The Patriot”という映画(日本の事情は未定)を 見れば、独立戦争がどういうものであったのか理解できると思う。その映画の 撮影も一部ここで行われたらしい。

特別何もなかったので、私と友人はすぐにバージニアビーチに向けて走り出した。 バージニアビーチにはあっという間に着き、私達はしばらくそこで休憩することに した。8月の下旬であったが、常夏の日差し、波の音、ビーチバレー、とにかく久し ぶりのビーチである。よく考えてみると、今年の夏はまだビーチに行っていなかった。 周りを見渡しても日曜ということで人がいっぱい来ていた。”どうする”と友人に 聞いてみると、本でも読むということらしい。私はそこで昼寝をすることにした。 ここでひと泳ぎしたいという気持ちもあったが、どうもシャワーがないようなので 泳ぐのはあきらめた。一時間ほど昼寝をしたが、気分爽快だった。やはり、”夏の 海はいいなあ”と思いつつ、そろそろ日も夕方になりつつあったので、出発する ことにした。

ここで、問題があって、ルートである。サウスキャロライナのチャールストンに 行きたいのであるが、どう考えても今夜たどり着けそうにはなかった。そこで、 ルートを考えてみたが、このまま海岸沿いを南下し、ノースキャロライナに入って からは”Cape Hatteras National Seashore”という小さな半島のようなところを 通り、フェリーを乗り継いでJacksonvilleというところまで行くことにした。 Jacksonvilleというところはフロリダにもあるが、ここではノースキャロライナの Jacksonvilleである。アメリカでは同じ名前の町が多く、チャールストンという名前 の町も全米で8個あるらしい。したがって、どの州にあるかが問題になってくる。 アメリカ人がたまに、Jacksonville、Floridaといった感じで、町の名前の次に州の 名前を付けて呼ぶのもそのためである。

しばらく走ると、バージニアからノースキャロライナに入ったが、意外と時間がか かった。このあたりから、本当に今日フェリーに乗ることができるのか心配になって きたため、ノースキャロライナのビジターセンターでフェリーの時間をチェックして みると、Jacksonvilleに到着するためには、Hatterasという半島の先にあるところから 出る7時のフェリーに乗る必要があった。その当時ははっきり覚えていないが、午後 6時頃だっただろうか。1時間しかないが、交通量はほとんどないので、トライして みることにする。ノースキャロライナののどかな田園地帯を走ったが、なかなか近づか ない。”Nags Head”というところを超えて、”Cape Hatteras National Seashore” の海岸道路に入ったが、マイル数を計算してみると、7時に到着できないことは明らか だったので、”Nags Head”のほうに引き返すことにした。ここは、右も左も海であり、 フロリダのKeywestのような感じの道路である。したがって、フェリーに乗ることができ なかったら、引き返すしかないのである。交通量は非常に少なく、海岸沿いであるため 風は強い。ちょうど夕暮れの時間帯で、夕暮れが見えたがこの夕暮れはかなりきれいで 感動した(写真参照)。

そんななか、元来た道を引き返したが、今後のルートをどうするのかという問題が 生じてきた。雰囲気からして、近くにモーテルがありそうな感じは全くなかった。 というか、人の気配がないのである。観光地化されいない、本当の自然の中を走って いる、といった言葉が最もあてはまるような場所である。それゆえ、通る車は少なく、 夕暮れの時間帯になり、日が暮れ始めるとかなり寂しい雰囲気になる。地図をチェック してみると、ワシントン(NC)という街が120マイルのところにあるので、とりあえず そこに向かうことにした。このあたりは、湿地帯で、”Nags Head”から”Washington" までは、連邦道264号線というルートを走ったが、車はほとんど走っていない。 夜9時になると完全に日が暮れ、街灯がないため、完全な暗闇になった。明かりは、自分の 車のヘッドライトだけで、前にも後ろにも車はおらず、対向車も来ない。道路沿いに建物 もない、どこまでも続くような片側1車線の直線道路である。どうも道路のわきは Swamp(沼)地帯のようであり、おそらく、昼間にここを走ればものすごく景色がいい ことは想像できた。

私と友人はラジオを聞いていたが、そのラジオも非常に入りにくくなり、真っ暗闇の中を 100マイル(約160Km)以上走るという状況になってしまった。ガスは”Nags Head” で入れたので心配はなかったが、ここの道路は非常に走りにくい。しばらく走るとはるか かなたにかすかなライトが見えてくる。対向車であろう。そのライトが近づいてくるが、 その時間が非常に長い。ひたすらの直線であるため、ライトが見え初めてからすれ違う までに1分ほどかかる。車のスピードはこちらが75〜85マイル(120〜140Km) ほど出ていたが、それでもすれ違うのにそれほどの時間がかかるのである。車はかなりの スピードが出ているため、ライトがかなり近づいてくると正面衝突しそうな感じがするので、 すれ違うときはスピードを落とす必要があった。

しばらく走って、ラジオをAMに変えてみると、AMではクリアーに入るものがあった。 聞いてみるとサウスアクセントである。うまく説明できないが、明らかにアクセントが 異なる。友人は、ラジオを聞くときはローカルニュースを聞けば、いろいろなアクセント が聞けるので楽しいと言っていたが、本当に聞いてみるとこれが結構楽しい。アメリカを ロングドライブする予定がある人は、ぜひ、ローカルニュースを聞くことがおすすめで ある。その土地の個性を実感することができるからである。私は、よくわからないが、 ジョークのセンスも微妙に異なるらしい。

ひたすら真っ暗闇の湿地帯を走ったが、前には星が見える。車を止めて外に出てみると なんと満面の星の海である。蛍の大群をみているような感じであるが、地球上にこのような 場所があったのである。北斗7星から天の川まではっきりわかった。私達は、あまりの 感動でしばらくそこで満面の星を眺めていた。ニューヨークの自然史博物館にプラネタ リウムができて、現在すごい人気であるが、ここにくれば列にならんでプラネタリウムに 行く必要は全くない。耳をすませてみると全くの沈黙で物音一つせず、大自然の中に いるんだなあ、ということを実感した。車に乗っているときは真っ暗闇だと思ったが、 車から降りてみると月明かりも意外に明るい。車のライトがなくも月明かりだけで 十分に視界があり、歩くこともできる。このようなことはニューヨークにいるときは、 あたりまえであるが全く気付かなかった。昔の人は星を頼りに旅をしたらしいが、これだけ 星が見えればそれも可能だろう。

私達は10〜20分ほど、そこで満面の星の海を眺めていた。その後、それらの星を目に 焼き付けながら、出発したが、あまり言葉では形容できないような美しさであった。それから 道路を2時間ほど走ってやっと”Washington”の町に到着した。非常に小さな町であるが モーテルは何件もあり、適当にチェックインしてその日のドライブは終了した。時刻は夜の 11時を回っていた。今日も振り返ってみると、非常に長い一日であった。

次号に続く。

P.S.アメリカは星がきれいな場所というのは山ほどありますが、ここはあまりにも感動 したので、興味がある人はぜひ訪れてみてください。もう一度ルートを書いておくと、今回 私達が走ったのは、連邦政府道264号線”Nags Head”〜 ”Washington”間である。 しかしながら、ご存知のようにアクセスは非常に悪いです。

*写真

ジェームズタウン、ヨークタウン、バージニアビーチなどの写真を公開しています。 ぜひ、チェックしてみてください。

http://www.j-newyork.com/info/us-travel1/index.html




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