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■ワンポイント英会話■
by Rieko Shirakura in New York
12.10.2000
皆さんお久しぶりです。Long Time No Talk!! How have you been?
英会話レッスンが戻ってきました。今回は私のサンクスギビングの休暇の話とNYのクリスマスとカウントダウンの話をまじえながらのレッスンです。学校は相変わらずいつも忙しくて、それでもサンクスギビングの休みにはちょっと遠出してきました。サンクスギビングは11月の第4木曜日で、だいたい学校も日曜までお休みです。これはクリスマスの次に大きな祝日になるので、みんな自分のホームタウンへ帰って家族と一緒に過ごすのが普通です。アメリカに家族がいる訳ではない私は、この休みを利用してコロラドにいる友人を訪ねてきました。NYからコロラドまでは飛行機で約4時間です。この4時間あれば、日本では成田から香港まで行けるということを思い出し、あらためてアメリカの広さを実感します。
コロラドはとてもひろーく、空も青く、毎晩満天の星を見ました。こんなにたくさんの自然に囲まれて勉強できるなんていいなあととてもうらやましくなりましたが、そのうらやましい環境の学校に通っている友人いわく、“平和過ぎて、時々つまらない”そうです。コロラドの滞在は5日間ほどでしたが、友人がいろいろなところへ連れていってくれました。一番感動したのはその景色の美しさでした。車から身を乗り出すように外を眺めている私に向かって友人は尋ねました。
"Do you want to take pictures?"
(写真撮る?)
"No, I can save it in my mind."
(大丈夫、心にとどめておくから)
この時私はsave(保存)という言葉を使いました。Saveは何かものをとっておく時や、コンピューターのデイスクに保存するという時などにも使います。デイスクにsaveされたファイルはほぼ永久にあり、その意味をかけて“心に永久保存をする”ということをSAVE IT IN MY MIND と言ってみました。
サンクスギビングの夜は友人達を招いてのパーテイーでした。コロラドでは友人と集まって食事をしながら話をするというのが一番の娯楽だそうでなんだかNYでのあわただしく喧騒の中の生活が、ますます不健康に感じます。
サンクスギビングが終わると街中今度はクリスマス一色に変わります。コロラドの一般の家も少しずつデコレーションされていきとてもきれいです。例えば家の前にサンタやトナカイの人形を置いたり、木や家の輪郭に沿って豆電球をつけて夜になると電気を点けたりして飾ります。ある晩も、友人と空を見上げながら、
"That’s the polar star, right?"
(あれが北極星だよね)
"Yeah, and that is the Orion’s Belt."
(そう、それからオリオン座もある)
なんていう会話をしながら歩いていると、地元のアメリカ人達が
"Merry Christmas!"
と声をかけていってくれるので、私も彼らに答えます。
"Merry Christmas to you too!"
コロラドでのつかの間の休日はあっという間に過ぎていき、今はまたファイナルテストに向けて毎日勉強漬け(サボったりもしてます)の日々に戻っています。NYに帰ると、もう既にロックフェラーセンター前には、例年のごとくおおきなクリスマスツリーが飾られていて、エンパイヤステートビルは夜になると、トップがグリーンでその下が赤という具合にライトアップされてクリスマスの色を見せています。
クリスマスが終わって次のイベントは、今年は20世紀最後のカウントダウンがタイムズスクエアーで行われます。ここにはアメリカ中からと、世界中から多くの人達が集まり盛大にお祭り騒ぎが行われます。今回は21世紀になるということで、さらに多くの人が集まる事が予想されますが、去年見にいった友人によると、42丁目あたりは5時ぐらいには閉鎖され、50丁目から入りそれでも47丁目ぐらいまでしかいけなかったそうですが、雰囲気だけは楽しんだようです。(タイムズスクエアーは42丁目)もっと気合の入った人達は何と4日前から場所取りをしていたそうです。一度も行った事のない私は今年は行ってみようか、なんて考えています。
それでは皆さん Merry Christmas & Happy 21st Century!!
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