■ワンポイント英会話■
by Rieko Shirakura in New York
5.20.2000
今や電話はなくてはならないと言うよりもあるのが当たり前ですが、アメリカ 生活も電話抜きでは始まりません。留学してすぐ私もニューヨークの電話会社 に申し込みをして電話を引きました。こちらで新しい番号を申し込むのは60
ドルぐらいですみます。新しい番号をもらったばかりのころ、まだその番号を 知っている人がいるはずもないのに電話が鳴りました。
“Hello?” (もしもし) |
“Hi, is Nick there?” (ニックいますか?)
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“Pardon me?” (え?) |
“Nick?” (ニックは?) |
“No, I think you have a wrong
number.” (番号が違います) |
“Sorry” (ごめんなさい) |
間違い電話もこのように相手がSorryと言ってくれる場合はいいけれど、 何も言わずに切ってしまう人もいます。もしくはこちらがいくら “Wrong number”だと言っても自分のかけまちがいを信じられない人はこんな風
に聞いてきたりもします。
“Is it 212-123-XXXX?” (そちらは212−123−XXXXですか)
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“No, it’s 212-123-YYYY” (いいえ212−123−YYYYです)
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と言うとようやく納得してSorryと言ってくれます。でも普通Wrong numberと 言えば会話は数秒で終わります。まちがい電話にはWrong numberで対応しま
しょう。
間違い電話はすぐに片付くけれど、結構しつこくていやだなと思っていたのが Long distance call(長距離電話)の勧誘の電話です。彼らはこちらの都合や
時間もお構いなしで、嫌がっているのも無視してある時期はほとんど毎日電話 攻撃にあいました。こんな風な出だしでかかってきたら要注意。
“Hi, this is AT&T. I would
like to speak to someone who is in charge of this phone number.” (こちらはAT&Tです。この電話番号を担当している
人と話しをしたいんです。) |
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“Speaking” (はい、私です) |
などと答えたら最後、今どこの長距離電話の会社を使っているか、レートは いくらか、うちの会社に変えたらもっといいレートにしてあげるだの早口の 英語でまくしたててきます。最初のころはまじめに聞いていたりしたけれど、
そのうち面倒になり
“Sorry, I’m
not going to switch. Bye!” (悪いけど、 変えないから。バーィ)
と、相手がしゃべっているのを遮って切るこつも覚えてきました。日本人 感覚でまだ相手が話しているのに遮ってきるのは失礼かなと気にする必要は 全くないです。だからしつこい勧誘はどうどうと必要ないと言いましょう。
“Stop bothering me, please” (じゃましないで)ぐらい言ってもいいかも しれませんね。
ではまた次回まで。
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