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About J-NewYork



もくじ

第36回 Available

第35回 Take Advantage Of

第34回 Be Supposed To

第33回 Jet Lag

第32回 If I were 〜

第31回 Hot&Cool

第30回 In common

第29回 Move On

第28回 It depends!

第27回 FREAK!

第26回 Be Proud Of 〜

第25回 Be About To 〜

第24回 You Make Me + 動詞現在形

第23回 BUMP INTO 〜

第22回 暑さを表現する単語

第21回 That's What I Meant

第20回 Be On A Diet

第19回 Be Responsible For

第18回 Do you want me to....?

第17回 The Commencement


第16回 Be Satisfied With

第15回 A Nightmare

第14回 "IN LOVE" は重いか?

第13回 Save In Mind!

第12回 STEP OUT!

第11回 GO NUTS!

第10回 I'm positive!

第9回 Icebreaker

第8回 Make Sense!

第7回 A Piece Of Cake!

第6回 Hang out!

第5回 End of the World!

第4回 Wrong Number!

第3回 Next & Excuse me!

第2回 To Stay or To Go?

第1回 " Hello " & " Good bye "





ワンポイント英会話




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  • 第17回 "The Commencement (卒業式)"
by Rieko Shirakura in New York 6.10.2001


卒業式をあらたまった言い方をする時にはGraduation とは言わずにこの言葉 Commencementと言います。こちらの卒業式は春のセメスターが終わった後の 5月の終わりか6月の初めに行われます。余談ですがJune Bride(6月の花嫁) という言葉はこの大学の卒業式の後に結婚する事から言われるようになりました。 私は夏にとらなくてはいけないコースを残していますが、学校は今回の卒業式に 出席する許可をくれましたので、形としては卒業です。という訳で今回は私の 卒業式のお話です。

あと少しでセメスターの終わるという時、クラスメートのJohn(前回のメルマガに 登場した人物)と話している時卒業式の話題になりました。

John: "Rieko, are you going to attend the commencement?"
(りえこ、卒業式には出る?)
Rieko: "Yes. Are you?"
(うん、あなたは?)
John: "Yes, of course. We should attend it, right?"
(もちろん。出席しなくちゃいけないよね。)
Rieko: "Right. It's not once in a lifetime because if we go to a graduate school,we will have another chance. But I think that the commencement means a proof of our tremendous achievement, and that's what we are entitled to."
(そうよ。もし大学院へ行くならまた出席するチャンスはあるから、一生に 一度って言う訳じゃない。だけど、卒業式って私たちの大きな達成の証明 だし、そのために私たちは出席する資格があるのよ。)


その後の会話で、私たちはお互いの両親が来れないことがわかり、一緒に卒業式に出る 事になりました。卒業式は6月1日11時からで、卒業生は10時までに集合しなくてはいけ ません。こちらの大学では皆さんもテレビや映画で見た事があるように、ガウンとキャップ つけて出席しなくてはいけないのです。私たちの学校は黒のガウンとキャップです。キャップ には黒のタッセルに金色の金具がついていて金具は”CLASS OF 2001”と文字が書かれて います。このタッセルは右側に下がるようにつけて出席し、卒業証書をもらった後に、左側に 移し替えます。左側にあるというのは卒業したという意味でもあるのです。

その日の朝は遅れちゃいけないという緊張感からか目覚ましなしで目が覚めて、朝食後 には早めに、この日のために準備しておいたワンピースに着替え靴を履き、ガウンとキャップ をバッグに入れて忘れ物のない様にチェックを済ませます。

"Oh, you wear high heels." (ハイヒールを履いてるじゃないか)

という家主の言葉を無視してアパートメントを出た私は急ぎ足で地下鉄の駅に向かいます。 電車もあまり待たないで乗れてJohnとの待ち合わせ場所には予定よりも早く着き、遅れなく てよかったと思っているとすぐにJohnも友達を連れて現れました。

John: "Hi, Rieko. How are you?"
Rieko: "I'm very good. How are you?"
John: "I'm good too. Rieko, this is Steve. He took off today for me to take pictures."
(りえこ、こちらがステイーブで、今日は僕のために仕事を休んで、写真を 撮ってくれるんだよ。)
Rieko:"Hi, I'm Rieko. Nice to meet you."
Steve:"Nice to meet you, too."


ステイーブとの挨拶を済ませ、私とジョンはさっそくガウンとキャップをつけてみてお互いに ”NICE!”と言い合い、写真を撮ったり、他のクラスメートに出くわしたりして話をしている うちに集合時間になりました。ゲストは卒業生達よりも先に会場に入っていなくてはいけない ので、ステイーブとは別行動となり、ジョンは携帯電話にクラスメートから連絡がありその彼 を待っていなくてはならなくなり、私はその時偶然会ったクリステイーというクラスメートと一緒 に会場に入る事になりました。
"John, I'll see you inside." (ジョン、中で会おう。)
"O.K, Rieko." (わかった。)

一歩会場に足を踏み入れると、ゲストの拍手とともに、カメラのフラッシュが瞬いていて 壇上では既に一人一人の名前をバンドのクラシックの生演奏とともに読み上げている ところでした。ステイーブはちょうど通路の端に座っていて、私の顔をみるとすぐに用意 していたカメラで写真を撮ってくれました。ところが、ジョンが一緒にないのがわかると、
"Where is John?" (ジョンは?)
"I don't know! I thought he was already here."
(わからない!もう来てると思ったのに)
という会話を通りすがりにし、ジョンはどこに行ったんだろう、と思いながらも、この広い会場と この人数じゃ探しようもなく、流れに身を任せて席につきました。すべての卒業生が席につい たあとは、今度はプロフェッサー達の入場です。この時は卒業生は立って拍手で迎えます。 全員が会場に入ったところで卒業式の始まりです。

日本の卒業式は、一緒に勉強した仲間や先生、学校との別れがもっと強調されているような 気がしますが、アメリカの卒業式は別れというより、新しい生活へ始まりとこれまで自分が 数々の事をやり遂げた達成感に対する喜びが強く出ている感じです。

式は学長の挨拶から始まり、祝辞に来てくれたニューヨーク市の上院議員のチャールズ・ シューモアのスピーチと主席で卒業する学生の挨拶が滞りなく過ぎていきます。その後には アメリカ合衆国国歌を歌い最後には学部ごとに起立して、学長よりDiploma(卒業証書)を 渡される代わりに卒業を認めるということをアナウンスされて、キャップについているタッセル を右側から左側へ移し替えるのです。ここの場面が一番盛り上がるところで、会場には用意 されていた紙ふぶきや風船が飛び、みんな大騒ぎで歓声や拍手とともに ”Congratulations!!” と言いながら周りの人と抱き合って喜びを分かち合います。その後はもうてんやわんやで家族 の席に行ったり、友達と合流して式場を後にします。

友達と式場の外に出ながら、これが私の学校生活の一つの区切りなんだなと、プロフェッサーの 一人が言ってくれた”Welcome to the real world!” という言葉をかみしめていました。 私にとって学校生活はまさにReal World (本当の世界)でしたが、これからは机上の論理以上 の事が待っているんだと実感したのです。



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